初対面の人でもビズすること 2008-06-16 パリの出来事 0インタビュー 日本人がフランスで生活を始めたときに、まずたじろぐ習慣が、ほっぺたにチュッチュッとやるアレ。ビズ。日本では経験のない習慣だけに、なかなかなじめない人もいるようだ。逆にビスをすることに抵抗がなくなると、日本的なスキンシップには物足りなさを感じる人も多い。 今回のアンケート* の質 [...]
自宅で靴を脱ぐか脱がないか? 2008-05-15 パリの出来事 0インタビュー たとえフランス生活が長くとも、日本の習慣を維持している例がある。例えば、家では靴を脱ぐこと。靴を脱いだ方がリラックスできるからという人が圧倒的だ。日仏カップルの場合は、加えて、衛生的だからという理由で、〈靴脱ぎ〉に同意するフランス人パートナーも多い反面、日本人パートナーが靴を脱 [...]
フランスでもお花見は欠かさない? 2008-04-15 パリの出来事 0インタビュー フランス滞在も長くなると、こちらでの習慣が身について、例えば一時帰国した時など、「あれっ?」と、自分が周囲の人たちと違うことをしてることに気が付くことがある。逆に、フランスでは普通やらないことでも、日本人として、かたくなに守りたい生活習慣というのもあるはずだ。ある時、ふと他の皆 [...]
Michel Deneuve クリスタル奏者・作曲家 「5区というカルチエの全体像に惹かれるんだ」 2008-03-01 コンサート 0インタビュー まるで彫刻のような立体的な造形美にはっとさせられ、「ゴーン」という独創的な音の響きに息をのむ…。この不思議な楽器を演奏するのはミシェル・ドヌーヴさん。クリスタルは、鍵盤の前に置かれた容器の水に指をひたし、その濡れた指で鍵盤を撫でると音が生まれる。金属の棒を通じて振動が伝わり、ス [...]
Stephane Chapelle フローリスト 「花屋にとって重要なのは場所の選択です」 2008-02-01 専門店 0インタビュー 天井に届きそうな背の高い椿、ケシの花、カラー、白バラ、アマリリス、桜や柳の枝も伸びている。ショーウィンドーから眺める花工房は、絵葉書のような光景だ。「人工的な取り繕ったものが大嫌いなんだ。ありのままの自然を表現したい」というのはオーナーのシャペルさん。190センチの長身で、まる [...]
Corinne Cobson ファッションデザイナー マレ北界隈はNYのソーホーを彷彿させる。 2007-12-01 ショッピング 0インタビュー パリはストの真っ只中。約束の場所に、さっそうとキックボードで現れたコリンヌさん。「娘のを拝借したら、意外と早く着いちゃったわ」と、住まいのモントルグイユ通りからマレ地区の北東シャルロ通りまで15分で到着した。 1980年代プレタポルテの草分け的存在〈ドロテ・ビス〉のデザイナー、 [...]
Georges Viaud 給仕長・歴史家 モンパルナスの古き良き面影は失われたが…。 2007-11-01 パリの出来事 0インタビュー モンパルナスが絢爛の華やかさにみちた20世紀前半、芸術家や知識人の溜り場で、パリのカフェ文化を生みだしたクーポール。ここで給仕長を務めるジョルジュさんは、長髪に真っ白なスーツでキメた、いかにも時代がかった風情を漂わせる人である。 1955年、リスボンに生まれた。父は、フランス [...]
Marie Dewavrin おもちゃ屋店主 マドレーヌ広場の魅力は手の届く贅沢さ。 2007-10-01 ショッピング 0インタビュー 古代ギリシャの神殿を思わせるマドレーヌ寺院。ナポレオンやルイ18世などがかかわり、78年の歳月をかけ、1842年に完成した。ここから目と鼻の先に、寺院よりも古い歴史をもつおもちゃ屋さんがある。1836年創業の〈Au Nain Bleu〉。170年もの間、8代にわたって、パリの歴 [...]
Boris LEBLANC 金融アナリスト パリ中を歩き回ってバードウォッチング。 2007-08-01 パリの出来事 0インタビュー 「ノートルダム寺院に生息するモリフクロウや、ヴァンセンヌの森のヨーロッパコマドリのことを知っている?」というのはボリスさん。その姿や形はもちろん、繊細な鳴き声に魅せられて、パリ中のバードウォッチングの名所を歩き回った。ノータイにノージャケット、オペラ座界隈の金融街に勤める銀行員 [...]
Didier de Foursaings シンガーソングライター&画家 住民が顔見知りのアベス街から引っ越し。 2007-07-01 パリの出来事 0インタビュー 「長年、同じ場所にいると、知らないうちに、村的な狭い社会に満足してしまいがちで、それは危険なこと。いったん環境を変えて、その世界を俯瞰してみたくなったんだ」と語るのは、2カ月前にアベス界隈の住居を引き払ったディディエさん。もともと芸術家を目指して、レンヌ大学では造形芸術を専攻。 [...]