Marriage Story|嵐の後にも、穏やかな愛情のかけら 2020-01-21 舞台・映画 0映画 『フランシス・ハ』で知られる俊英ノア・バームバック監督の長編8本目にして、アカデミー賞有力候補の話題作。Netflix作品のため、フランスでは興行者や製作者の利益を守る法律が足かせとなり劇場公開がない。だがネット上では気軽に見られるし、どうしても映画館で見たければ隣のベルギーに行 [...]
実力派俳優Cエックがハエ男を好演『La Mouche 蠅』 2020-01-20 舞台・映画 0日曜営業パリ10区 『蠅』といえば、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』(1986)がまず頭に浮かぶ。『ハエ男の恐怖』(カート・ニューマン監督、1958)のリメイク作品で原作はジョルジュ・ランジュラン。パリ生まれのイギリス人で英仏語をあやつり、第二次世界大戦中はイギリスの諜報機関でスパイ [...]
La collection Horace His de La Salle 2020-01-19 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 19世紀、士官だったコレクター、オラス・ヒス・ド・ラ・サル(1795-1878)は、イタリア・ルネッサンスから同時代の作品までを集め、仏革命後各地にできた美術館に寄贈した。一番多かったのがルーヴルだ。ルーヴル所蔵品にリヨンやディジョンの美術館からの貸し出しを加え、ド・ラ・サルのコ [...]
エル・グレコ Greco 2020-01-18 イベント情報パリで遊ぶ展覧会 0 クレタ島生まれのエル・グレコ(1541-1614)の知られざる生涯と作風の変遷を見せる、小規模ながら見応えがある展覧会だ。イコン制作を学んだが、イタリアで画家になる野心を持ちヴェネチアに移住。当時の技法を取り入れたが、コネのない異邦人には職がなくローマに移る。 [...]
Kiki Smith 2020-01-17 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0パリ6区 芸術家の両親を持つアメリカ人キキ・スミス(1954-)は彫刻、デッサン、版画を手がけるマルチな作家。性と体をテーマに、フェミニストの視点が強く出た、どきっとさせる作品を作った1980-90年代に比べるとおとなしい本展だが、変わらず人体が主体。児童文学、おとぎ話、聖書やキリスト教の [...]
Kaze&Ikue Mori 2020-01-17 コンサート 0 1月28日(火) 「Kaze」はピアノニスト藤井郷子とトランぺッター田村夏樹にリールで活躍するトランぺッターのクリスチャン・プリュヴォ、ドラムのピーター・オリンズが加わった素晴らしいカルテット。今回は米国を中心に演奏するエレクトロアコースティックのイクエ・モリも参加。20h3 [...]
Takana Zion 2020-01-16 コンサート 0パリ10区 1月22日(水) アフリカ西海岸、ギニアの首都コナクリ生まれのタカナ・ザイオンは、ピーター・トッシュやザ・カルチャーのレゲエを聞いて育ち、ティケン・ジャー・ファコリーと出会いレゲエ歌手に。本場ジャマイカでも歌ってきた実力派、アフリカならではの力強さで熱唱。19h30開場。25€。 [...]
盲人に光を与えた点字の始祖、ルイ・ブライユ生家とミュージアム。 2020-01-07 パリから行ける街 0散策 ルイ・ブライユ(1809-1852)といえば、点字を開発した人。それゆえフランス語、その他多くの言語でも、点字は「Braille」と呼ばれている。パリ郊外クヴレ村のブライユの生家はミュージアムになっていて、世界中から見学者が訪れるというので前から行ってみたかった。 [...]
〈アンリ・ルソーからセラフィーヌまで:ナイーヴアートの巨匠たち〉展 2019-12-23 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0パリ7区 Du Douanier Rousseau à Séraphine 2月23日(日)まで 〈アンリ・ルソーからセラフィーヌまで:ナイーヴアートの巨匠たち〉展は画家セラフィーヌ・ルイのメセナだったドイツ人コレクター、ヴィルヘルム・ウーデが擁護したナイーヴアートの画家たちを [...]
Galway|日曜のお昼、ブランチでは物足りない人は、サンデー・ローストを目指したい。 2019-12-21 フランス料理 0パリ6区 日曜の朝、少々の寒さに負けずセーヌ岸を散歩したら、すっかりおなかがすいてしまった。日曜のブランチでもいいけれど、友人ともども「ボリュームたっぷりの一品を食べようよ」ということになった。そこで、サン・ミッシェル広場のすぐ近くにあるGalwayを目指す。英国やアイルランドのパブには、 [...]