シネマ『Dieu existe, son nom est Petrunya』 知性のおかげで、罠にはまらない。 2021-08-08 舞台・映画 0映画 公現祭の日、東方正教会の国々では、司祭が川に投げ込む十字架を拾う者に一年の幸せが約束されるという。2014年、マケドニアの町シュティプでは、この女人禁制の行事で女性が十字架を拾い、騒動に発展した。本作は、この実際の事件に触発された女性監督とプロデューサーにより作られた。「警察・教 [...]
ディエップ博物館のサン=サーンス寄贈品 2021-08-07 パリから行ける街 0特集記事 Musée de Dieppe – Fonds Saint-Saëns 生後3ヵ月で父親をなくしたカミーユ・サン=サーンスは、母親と、やはり夫を亡くしたばかりの大叔母に育てられた。サン=サーンス自身は40歳で結婚、子どもふたりをもうけたが幼くして亡くなり、妻とは別居 [...]
TokyoからParisへ〜パリで五輪バトンタッチ祝うイベントと特番。 2021-08-07 イベント情報イベント 0パリ16区 特別番組 “Redez-vous à Trocadéro” 8月8日は東京五輪の閉会式で、小池百合子=東京知事からアンヌ・イダルゴ=パリ市長へ五輪旗が渡される。同時にパリでは次期五輪『パリ2024』会長のトニー・エスタンゲと、フランスに帰国した今回の東京 [...]
夏の星を眺めよう。8月6~8日「星の夜 Nuit des étoiles」。 2021-08-03 イベント情報パリで遊ぶ 0夜のパリ散策 「星の夜 Nuit des étoiles」は今年で30年目。AFA(フランス天文学協会)の主催で、フランス全国で天体観測を主とするイベントを開催する。250あまりの天文学関係団体がボランティアとして参加し、初心者にもわわかりやすい説明をしてくれたり、星座にまつわる神話などを語っ [...]
この夏、サン=サーンスを聴く。 2021-07-30 展覧会音楽コンサートイベント 0特集記事読者プレゼント 19世紀のスーパースター、サン=サーンス没後100年 2021 – Le centenaire de la disparition de Camille Saint-Saëns (1835 – 1921) サン=サーンスは19世紀のマイケル・ジャクソン」と、サン= [...]
ゴッホ遺作「木の根」場所断定の写真。 2021-07-29 アートパリから行ける街 0散策 昨年、画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853年3月30日 – 1890年7月29日)が自殺をはかる数時間前に描いた「木の根と幹」の場所が確定されたことが話題になった。ゴッホ・インスティチュートの研究者ヴァウター・ヴァン・デア・ベーンさんがロックダウン中に、「木の根 [...]
クロ・リュセ城 ダヴィンチの名画を大画面で 2021-07-27 展覧会パリから行ける街 0 レオナルド・ダ・ヴィンチは、フランソワ1世の招きを受けて、ロワール川流域にあるクロ・リュセ城で1516年から19年までを過ごし、そこで没した。15世紀建造の城はダ・ヴィンチの寝室、食堂、アトリエを再現した美術館になっている。発明した機械や兵器を模型と3Dで展示した部屋もある。 [...]
国立図書館カルティエ=ブレッソン展『大いなる賭』 2021-07-25 パリで遊ぶ展覧会 0パリ13区 Henri Cartier-Bresson “Le Grand Jeu” カルティエ=ブレッソンは1973年に自作から最良とみなす385点を選び、「マスター・コレクション」としてまとめた。この展覧会では、5人のコミッショナーに「マスター・コレクショ [...]
カンヌで無冠という理不尽。アルチュール・アラリ監督『ONODA 一万夜を越えて』 2021-07-23 舞台・映画 0日曜営業 2年ぶりに開催された第74回カンヌ映画祭は、コロナの脅威に屈することなく7月17日に閉幕。最高賞のパルムドールは、新鋭ジュリア・デュクルノー監督の長編2作目『Titane チタン』に輝いた。女性のパルムドール受賞者はジェーン・カンピオン以来28年ぶり史上2人目に。幼少期の事故で [...]
「凱旋門を包む」アート・プロジェクト、アーティストなしで準備開始。 2021-07-19 パリで遊ぶイベント 0パリ8区 凱旋門を包むアート・プロジェクト「 L’Arc de triomphe, Wrapped 」の準備が始まった。「包むアーティスト」として有名なクリスト(1935-2020)が妻ジャンヌ=クロード(1935-2009)とふたり、60年代前半から温めてきた往年のプロジェク [...]