【展覧会】オルセー美術館で、ルイ・ジャンモ「魂の詩」展。 2023-10-05 展覧会 0 Louis Janmot – Le Poème de l’âme 今秋パリでは超大物画家の展覧会が続くが、シーズンの幕開けには、19世紀の詩人・画家ルイ・ジャンモ(1814-1881)の展覧会を紹介したい。敬虔なカトリックで、カトリック精神に基づいた長編 [...]
【特集】おいしいボーヌ。〈その1:ワイン編〉 2023-10-02 パリから行ける街 0 ボーヌの旧市街を歩いていると、カフェやレストランでほとんどの人がワインを飲んでいるのに気づいた。パリから電車で2時間ほど。ここは、まさにワインの街。 ボーヌの人々は、ワインとともに育つ。子どもの頃からワインの香りを感じ、大人になると味わい、そして愛するようになる。生活とワイン [...]
【シネマ】きれいごとゼロの逞(たくま)しき女性像 。 2023-10-01 舞台・映画 0 『N’attendez pas trop de la fin du monde』 俳優のランベール・ウィルソンが審査員長を務めたロカルノ映画祭で、審査員特別賞を受賞したのがルーマニアの異端児ラドゥ・ジューデ。その新作の名は『この世の終わりにそんなに期待しないで下さい [...]
日本の酒の祭典、サロン・ド・サケ2023! 2023-09-21 イベント情報 0 Salon du Saké 2023 この秋も、日本の酒の祭典「サロン・ド・サケ」が開催されます。今年は「水と米について」がテーマ。米どころ新潟、岡山、広島、北海道、京都、佐賀、静岡県の日本酒、熊本の焼酎など、600種もの日本の酒類が出品され、愛好家とプロフェッシ [...]
ユダヤ人迫害の歴史を伝えるボビニー駅がメモリアルに。 2023-09-17 展覧会 0 Ancienne gare de Déportation de Bobigny パリ北東の郊外ボビニーにある、第二次世界大戦中にユダヤ人を強制収容所に送るために使われた駅がメモリアルとして公開された。フランスでは対独協力政府のもと、1942年から44年までの間、約7万5千人 [...]
【コンサート】ジャン=ギアン・ケラスによるシューマンのチェロ協奏曲ほか、自信満々のプログラム。 2023-09-14 コンサート 0パリ8区 Jean=Guihan Queyras Schumann : Concerto pour violoncelle 9月19日 20h– もうひと昔、シャンゼリゼ劇場にトルルス・モルクによるシューマンのチェロ協奏曲を聴きに出かけた。その日はなぜか暗い気持ちにとりつかれ [...]
【展覧会】”Figurations. Un autre art d’aujourd’hui “具象画が再認識される時。 2023-09-11 展覧会 0 “Figurations. Un autre art d’aujourd’hui” 「具象画は抽象画の影に隠れてしまったかのように見えるが、再認識され始めている」と、美術誌「コネサンス・デ・ザール」の編集ディレクターで美術評論家のギイ・ボワイエは言う。彼 [...]
ブルターニュ公の海辺の城、シュシニオ城。 2023-09-10 パリから行ける街 0 Château de Suscinio モルビアン湾と大西洋を仕切るように延びるリュイス半島。シュシニオ城はその大西洋側に建っている。ヴァンヌからは25km、城と海の間には湿地帯が広がる。建造された800年前は、満潮になると城の足元が海水に浸り、堀もその水で満たされていたそうだ [...]
【Vannes特集】Café de la Poissonnerie| 魚市場の賑わい、ミュスカデで焼魚。 2023-09-08 フランス料理 0 ヴァンヌの町の常設魚市場のまわりには、他の魚屋さんや、ワイン、パン、チーズやハチミツなどの専門店やレストランが軒を並べている。市が立つ水・土などは、歩くのもままならないほどの人混みだ。そんななか、魚市場の前に、白ワインやビールのグラスを傾けている人々のいるテラスがあった。店名は [...]
【特集】ヴァンヌとモルビアン湾。〈その2〉モルビアン湾内の島へ。 2023-09-06 パリから行ける街 0特集記事 ユネスコ世界遺産プロジェクト”Mégalithe de Carnac et des rives du Morbihan” ブルトン語で 「小さな海 Mor-Bihan」を意味するモルビアン湾。その入江に浮かぶ島と沿岸には、 新石器時代に造られたドルメン (支石墓)、メンヒル(単 [...]