小舟でゆっくりめぐる|アミアンの「湿地菜園」へ。アミアン湿地帯芸術祭。 2020-09-15 パリから行ける街 0散策 カテドラル(大聖堂)で有名なアミアンに、こんな長閑な場所があったとは…。静かに水が流れる湿地のあちこちに小島がある。小島はそれぞれ、野菜畑があったり、庭付きの民家が建っていたり、小屋のような民宿が建っていたりする。 [...]
ピエール・カルダンに関するドキュメンタリー2本 2020-09-15 舞台・映画 0 フランスでは今月、ピエール・カルダンに関する映画が2本公開される。違う角度から稀代のデザイナーに斬り込んでおり、両方見ると謎めく男の立体像がリアルに立ち上がる。 [...]
政府の経済復興計画、雇用維持を疑問視する声も。 2020-09-15 ニュース 0 政府は9月3日、新型コロナウイルスで甚大な影響を受けた経済の復興計画を発表した。外出禁止令で多くの企業活動が停止したことによる一時的失業への給与補償や銀行融資への政府保証などで政府は春から4600億€の緊急支援をしてきたが、これに加え、今後2年間で1000億€を新たな経済復興策に [...]
墓マイラー・フランス巡礼記 |第2回ジャン=フランソワ・ミレー 2020-09-13 パリから行ける街 0 『落穂拾い』『種まく人』で知られる農民画家ミレーの墓は“画家の村”バルビゾンの郊外にあります。農民出身のミレーは畑仕事を聖なる労働と考え、誰も描かなかった農夫を主題とする作品を描き続けました。画壇でなかなか認められず、40代後半まで食うや食わずの極度の貧困生活を送っていましたが、 [...]
Tripletta|パリに3店舗、厳選素材が光るナポリ風ピッツェリア。 2020-09-10 ヨーロッパ諸国料理 0 パリとボルドーで大人気のナポリ風ピッツェリアが、今年7月、パリ3店舗目をカルチェラタンにオープンした。場所はムフタール通りのすぐそば。モンジュ通りの喧騒を離れて、小さな広場に面したテラスは心地よく、すでに5区の住人から歓迎を受けているような連日の繁盛ぶりだ。 [...]
Coopérative laitière du Beaufortain|サヴォワ県からお届け。おすすめはやっぱりチーズ、そして肉。 2020-09-08 専門店 0 イタリアと国境を接するサヴォワ県は、その大半が山地で、酪農が盛んに行われている。アボンダンス種、タリン種の牛の生乳から作られるボーフォールはこの地方特産のチーズで、1968年にAOP、現在のAOC認定を受けた。こちらの生協で売られているボーフォールは、夏に作られるété(29.3 [...]
Fuji, Pays de neige|富士山、雪国。 2020-09-05 アート展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 北斎や広重が描いた富士と、川端康成の小説『雪国』を2つの柱にして、富士と雪景色をテーマに7月に始まった展覧会が秀逸だ。ギメ美術館の所蔵品から、江戸から大正時代までの錦絵、肉筆浮世絵を主に展示している。富士には構図の面白さ、意外さで見せる作品が多い。歌川広重(初代)の「深川洲崎十万 [...]
冷たい野菜のスープ、ガスパチョに魚のおろし身が! 2020-09-05 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Gaspacho au rouget barbet この夏、ブルターニュにある、イワシ、マグロ、ラングスティーヌなどの漁で知られるコンカルノーを訪れた。せり市場近くのレストランに入り、暑い日だったのでガスパチョを頼んだら、ヒメジrouget barbetの、多分クール・ブイヨン [...]
子どもと一緒にショヴォーの「怪物の国」へ。 2020-09-04 展覧会イベント情報パリで遊ぶこどもとおでかけ 0 医師であり、独特の世界観で彫刻、絵画、著作を残したレオポルド・ショヴォー。「怪物の国で」のタイトルのとおり、主人公は奇妙な怪物たちだ。雑多な生き物が混ぜこぜになったような奇怪な姿。でもなぜか親しみがわく。そして彼らが住むのは、過去でも今でも未来でもない国だ。 [...]
〈自転車特集・3〉フランス社会のなかの自転車 2020-09-03 フランスの出来事 0特集記事 女性と自転車 『少女は自転車にのって(仏題は Wadjda)』はサウジアラビア映画。主人公ワジュダが隣の家の男の子のように自転車に乗りたいといっても「女の子のすることじゃない」と一蹴されるため、自分で自転車を買おうと、苦手なコーラン暗唱の賞金付きコンテストに挑戦する物語。 フラ [...]