L’illusion verte グリーンウォッシングの実態。 2019-02-12 企業や団体が「環境に良い持続可能なことをしている」と公言しながら、それが誇大広告であったり、裏では逆のことをしていることを「グリーンウォッシング greenwashing」という。 オーストリアのヴェルナー・ボーテ監督は、ドイツ人の作家でジャーナリストのカトリン・ハートマンを誘い、猫も杓子も持続可能性を語るように... 社会ラボ 0
ルソーの静かな食卓 〈1〉 2019-02-11 ジャン=ジャック・ルソー(1712〜1778年)は、18世紀のフランスを舞台に活躍した異端の思想家だ。ヨーロッパ中でベストセラーになった恋愛小説『新エロイーズ』(1761年)、自由な社会について論じた『社会契約論』(1762年)、独自の教育論が注目を集めた 『エミール』(1762年)といった大作は、当時の社会に衝撃... ルソーの静かな食卓 0
Anthony Braxton 2019-02-10 いつまでも忘れられないコンサートというものがあるけれど、1971年ラジオフランスの大スタジオで聴いたCircleというカルテットもその一つ。チック・コリアが楽しみだったのだが、リード奏者アンソニー・ブラックストンの素晴らしさにびっくり!アルトサックスが美しく鳴りきっていて、跳躍し、疾走していくようなサウンドがく... コンサート 0
マダム・キミのシルバーラウンジ:2019年2月1日号 2019-02-09 Cさんは87歳。画家のご主人(木原康行氏)と共にパリに来たのは49年前のこと。彼は少年期の病が元で35歳で聴覚を失ったが、銅版画界では希に見る創造性をもって数々の傑作を遺し、2011 年に亡くなった。未亡人となったCさんは、次女が待っている日本に帰ろうか、パリに居続けようか…、パリを自分の街として生き... シルバーラウンジ 0
La petite Ambassade d’Auvergne|オーヴェルニュの選りすぐり 2019-02-09 豚肉製品の他にも、オーヴェルニュのおいしいものがいっぱい。 ポンピドゥ・センター近くの〈アンバサッド・ドーヴェルニュ〉といえば、餅のようにビヨーンと伸びるチーズ料理、アリゴで有名なレストラン。その近くにオープンした姉妹店の食品店を訪れてみた。 オーヴェルニュ地方の選りすぐりの産品が手に入るので、まずはハム... 専門店 0
Chagall-Du noir et blanc à la couleur 白黒のシャガール 2019-02-07 色彩の美しさで知られるマルク・シャガールは、白黒の絵もいい。それを見せてくれるのが、エクサンプロヴァンスで開催中のシャガール展だ。第二次大戦中、アメリカに逃れ、1948年にフランスに戻った。展覧会はその後、85年に没するまでの後半生を扱っている。... アート 0
新食品法で、出費増。 2019-02-07 10月に国民議会で可決された食品法が1月1日より施行された。スーパーやハイパーなどで一般的になっている食品の大幅な値下げは最高34%までに制限される(飲料の容量は25%増まで)。生産者の収入増が目的なのだが、消費者にとっては一世帯当たり年78€の支出増になると、消費者団体が指摘。 ... 数字でみるフランス 0
セロリの根っこのマヨネーズ和えは、定番のアントレだ。 2019-02-06 Céleri rave rémoulade ソフトボール大ほどのセロリの塊根céleri rave は日本人にはなじみが薄いけれど、せん切りにしてマヨネーズで和えたrémouladeを食べたことがあるだろう。この野菜、寒いときがうまいとされているので、このレムラードを作ってみよう。大きいものは芯が詰まっていなかっ... 野菜料理 0
Serges Kassy コートジボワールの新しいレゲエの星 2019-02-06 2月9日(土) コートジボワールはジャマイカに次ぐレゲエの国。アルファ・ブロンディに次ぐスターは、セルジュ・カシ。低めの太い声が力強く、2011年ドゥエクエでの大量虐殺を歌った『AlloDuékoué』というプロテストソングがヒットして、パリ公演。20€。20h開場、21h開演。 ... コンサート 0
Foujita,œuvres d’une vie 藤田嗣治:生涯の作品(1886-1968) 2019-02-05 3月16日(土)まで 昨年日本で開催された大回顧展を元に、在仏の作品と併せて36点の油彩で構成。メキシコ旅行中に描いた伴侶マドレーヌの肖像、沖縄の人物像、戦後、戦争協力だと批判の対象になった戦争画から、パリ以外の場所でのフジタの活動が浮かび上がる。フジタの技量が冴える戦争画は圧巻。モンパルナスの人気モデルのキキを描いている貴重なビデオも。... 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0