Anthony Braxton

 いつまでも忘れられないコンサートというものがあるけれど、1971年ラジオフランスの大スタジオで聴いたCircleというカルテットもその一つ。チック・コリアが楽しみだったのだが、リード奏者アンソニー・ブラックストンの素晴らしさにびっくり!アルトサックスが美しく鳴りきっていて、跳躍し、疾走していくようなサウンドがくさびのように胸に食い入ってくる。そしてどこまでも知的なアプローチはエリック・ドルフィーの再来!と感動した。その後出たアルバムも聴き続けてきたが、ジャズの地平線の彼方の、「今」そのものの音楽がそこにはある。

 新しいジャズが中心のSons d’hiverフェスティバルで、このブラックストンが二日連続公演! 15日のBraxton Zim Musicは、ヴァイオリン、チューバ、ハープなどが加わったセクステットで現代音楽に近づいたブラックストンだが、絶対に聴き逃せないのが翌日のソロ! 2部にはぼくらが大好きなトランぺッターのデイヴ・ダグラス・セクステットも登場。(真)

16日20h30 20€/12€ (学生、26歳未満)


Théâtre Jacques Carat

Adresse : 21 av.Louis Georgeon , 94230 Cachan
アクセス : RER B Arcueil-Cachan
URL : www.sonsdhiver.org/fr/