そろそろ野禽(やきん)gibierのシーズンが始まる。 市販されているカモの胸肉magret de canardのカモは、野生ではなく、フォワグラ用に丸まると太らされてしまったカモ。野生でなくとも、秋が深まってくるにつれ脂がのっておいしくなる。皮の下の脂肪がとても厚いから、始めから皮ごととってから調理するのも手だし、...
Robert Laffont社。 30€。
10月2日夜、ヴァンセンヌの森の入り口、Porte Doréeにある国立移民歴史記念館で『フランスをつくった外国人辞典』の刊行記念イベントがあった。表紙を彩るキュリー夫人、ダリ、ピカソ、ジョゼフィン・ベーカー、ベケットなどの顔写真。外国出身ながらいろいろな分野でフラン...
Ed. La Joie de lire 14.9€。
今回は動物と人との関係をあらためて考えさせられる絵本&児童書を3冊紹介。
①KAKO le terrible
主人公は愛らしいカバと飼育係。この絵本(エマニュエル・ポラック作/バルー画)の表紙は、一見ほのぼのとした印象を与えるが、実は物語は容赦ない。1903年...
フランスでは、子供向けの料理教室が百花繚乱(りょうらん)。テレビの料理番組も持つ人気シェフ、ギー・マルタンがプロデュースする〈Atelier Guy Martin〉へ。親子で参加できる教室に参加してみた。 きょうのテーマは「アルザス」。メニューは白身魚のシュークルートとシナモン風味フレンチトーストだ。本格的にブリオッ...