Ovni | Numéro 835

ノルマンディーの作家と食 〈19〉

フロベールの作品には食の描写が多いけれど、中でも忘れがたいのは『ボヴァリー夫人』(1857年)に出てくる婚礼のごちそうだ。ここぞとばかりに念入りにおめかしをしたノルマンディー地方の素朴な人々を迎えたのは、牛の腰肉、若鶏の […]

Bio100%の生シュークリーム専門店。

一個食べると途端にもう一個食べたくなる、くせになりそうなおいしさに、うれしい悲鳴が聞こえてきそうなお菓子の紹介です。 店唯一の商品、〈シューペット〉とは、シュー生地を小さく絞り出し、あられ糖をまぶして焼いただけのお菓子〈 […]

豚肉の大きなかたまりを、低めの温度でじっくりロースト…。

Carré de porc rôti 行きつけの豚肉屋に、骨付きのロース肉のかたまりが置いてある。ふつうより大きめで皮下脂肪も4センチくらいはありそうだ。「丁寧に穀物で育てられた農家産です」。今晩ちょうど友だちカップル二 […]

アダマ(の死)の真相と裁判を!

昨年7月パリ近郊で、アダマ・トラオレ(当時24歳)は憲兵の尋問から逃れアパートに隠れた。30分後、3人の憲兵に逮捕された直後、呼吸困難で死亡。憲兵は、腹ばいにさせ押さえつけたときに3人の重みがかかったことは認めたが、他の […]

「税金払え」とスタバ前で抗議運動

 国際金融取引への課税を主張するNPO「アタック」が7月3日、パリ・オペラ座通りのスターバックスの前で、コーヒーかすを山のように積み上げる抗議運動を行った。理由は「フランスで9500万ユーロの売上があるのに、税金を払って […]

マダム・キミのシルバーラウンジ:8月1日号

 H子さん(83)の父親は千葉県に生まれ、戦前、東京の風月堂に勤務。京都の女性と結婚、自分の店を創立。終戦時マッカーサー元帥に誕生日ケーキを供したこともある。73年、父の菓子店は日本国内に130店2500人を雇うまでに。 […]

基本をきっちり大切に、 好感度の高い四川料理。

フォリー・ベルジェール劇場に行く道の途中に、白と黒が基調の、まるで上海の新天地エリアにありそうなシックな中華のお店ができている。見た目が綺麗すぎると逆に疑ってしまうこともあるが、メニューを見ると、期待してよさそうな直感が […]

バカロレア(大学入学資格)合格者

今年のバカロレア(大学入学資格)合格率は87.9%。史上最高の昨年88.5%には及ばないが、64万1700人が合格。しかし、そのうち6万5千人が、大学に登録できるか未確定。原因は1990年代末から2000年にかけてのベビ […]

Crémant d’Alsace

夏のアペリチフにはキリッと冷やしたシャンパン!値が張るのが欠点だが、幸い、シャンパン同様に造られているクレマンがある。値段も7€から12€くらいと半額以下。ロワールやブルゴーニュ産のクレマンもあるが、 ピノ・ノワール種や […]

『ÉTÉ 93』『ポネット』に連なる新しい児童映画の秀作。

 荷物がまとめられたバルセロナのアパート。6歳の少女フリーダは、促されるまま家を出た。走り出す車を追いかける友だちを、冷めた目で眺める。行く先は森に囲まれたカタルーニャの家。養子として引き取られるのだ。  カメラは子供目 […]

不穏な雰囲気の魅力 -グレゴリー・クリュードソンの写真-

 クレルモン=フェランのFRAC(地域圏現代美術基金)で開催中のグレゴリー・クリュードソン展 “The Becket Pictures”は、わざわざ列車に乗って見に行く価値がある、この夏おすすめの展覧会の一つだ。  クリ […]

Rock en Seine

8月25日(金)〜27日(日) 今年「Rock en Seine」にはポップ、ロック、エレクトロのスターたちが続々と登場。アリソン・モシャートの熱唱とジェイミー・ヒンスのギターカッティングが聴きもののザ・キルズ、今の英国 […]

Mémoire et Lumière 1950-2000

8月27日(日)まで 大日本印刷が寄贈した21作家540点の戦後の写真約350点を展示。日本を代表する写真家たちの秀作、名作が圧倒的な迫力で迫る。土田ヒロミが原爆投下の30数年後に広島の被爆者を撮り、彼らの当時の思い出と […]

アンヴァリッドの歴史をテーマにしたプロジェクションマッピング。

 黄金の丸屋根が輝く廃兵院アンヴァリッド。先月はマクロン大統領の招きでトランプ大統領が見学に訪れ話題になった。だが、パリには有名なモニュメントが多過ぎるためか、「あの建物何だったっけ?」と言われてしまうことも。軍事博物館 […]

La Pierre Sacrée des Māori マオリ族の聖なる石

10月1日(日)まで ニュージーランドのマオリ族の伝説に基づいた、聖なる緑の石(蛇紋石、ネフライト)の物語。鉱物が主役の展覧会は珍しい。会場の大きな原石に触れることができる。鉱物学的な説明、細工の技術など石のすべてを見せ […]

Navigo値上げ、Crit’Airステッカー義務化。

Augmentation : Navigo パリ首都圏交通網のICカード定期が月73€から75.2€に値上げ。カルネ10枚も14.50€から14.90€に値上げ。切符1枚1.90ユーロはそのまま(バス車内で購入の場合は2 […]

Hiroshima-Nagasaki

8月6日(日)、9日(水) 広島と長崎の原爆による犠牲者の追悼と核兵器廃絶を訴えるセレモニー。 Place de la Républiqueで。 6日  : 11h黙祷/午後パネルディスカッション、17h 風船とばし。 […]

ツール、フルームが優勝

7/23 7月1日にドイツ・デュッセルドルフで開幕した自転車プロロードレース「ツール・ド・フランス」(3516km)は、パリ・シャンゼリゼ大通りのゴールで最終ステージを迎えた。個人総合では英クリス・フルームが86時間20 […]

フランスで、学ぶ。

 フランスでは、多くの青春が渦巻く。無数の人々が、文化大国であるフランスに「学び」を求めて訪れるからだ。フランス語を学びに来る人、料理、音楽を学びに来る人…。分野は違っても、彼らはフランスという地で、その青春を共有する。 […]

OVNI 835

OVNI 835 : 01/08/2017

Mozart, une passion française「フランスとモーツァルト」展

9月24日(日)まで 3回のフランス滞在、ボーマルシェの戯曲『フィガロの結婚』のオペラ化などを通じてフランスと関わったモーツァルト。死後の不人気から、フランス人の好みに合わせてパリで上演されるなどして人気が上がり、今日に […]

テロ防止法案に司法関係者や識者から懸念の声

 ニースのテロから一年になる7月14日、犠牲者86人の追悼式が行われた。マクロン大統領は、補償申請手続きの煩雑さや不透明さに不満を抱く遺族団体に対し、「(補償制度の)すべての維持を保証」「テロとの闘いをたゆまず続ける」と […]

Cinéma en plein air “A table!” ヴィレットの野外上映会

8月20日(日)まで ラ・ヴィレット公園の屋外シネマ、今年のテーマは「ご飯ですよ!」。 雨天時は20hから01.4003.7692で確認可。無料。デッキチェア7€。 M°Porte de Pantin。 上映開始:22h […]

Classique au vert ー 8月の週末は、緑のなかでクラシック。

ヴァンセンヌのParc Floralで、クラシックのフェスティバル。8月の毎週末コンサートが開かれる。お勧めをいくつかご紹介。 6日は、エルメス弦楽四重奏団とアコーデオンのフェリシアン・ブリュットの共演。ガリアーノやピア […]

フランス軍トップが辞任

7/19 仏軍制服組のトップ、ピエール・ド・ヴィリエ統合参謀総長が、軍事予算問題で大統領と対立して辞任した。ことの発端は、国外軍事用作戦の費用を捻出するために、軍備予算を8億5千万ユーロ節減する必要があるという、11日の […]

地方議員数を減らす?

7/17 マクロン大統領は全国地方議員会議の席上、地方議員数を削減する方針を明らかにした。具体的な数は明示されなかったが、同日にダルマナン会計相は、今後5年間に地方自治体が130億ユーロの予算節約を実現すべきとした。現在 […]

労働法政令改正案、可決

7/13 政令による労働法改正を規定する法案が、共和国前進、共和党などの賛成270票、左派の反対50票で国民議会で可決された。8月に上院で可決されれば最終成立する。法案では、建設工事現場向け有期雇用制度、不当解雇の賠償金 […]

トランプ大統領が訪仏

7/13 トランプ米大統領が就任後初めて訪仏した。マクロン大統領と会談した翌日の14日には、革命記念日の軍隊パレードを参観。米軍の第1次大戦参戦100周年を記念して米兵約150人が行進を先導した。また、16日はイスラエル […]

ワールプール工場、譲渡へ

7/13 家電の米ワールプールはアミアン工場の譲渡先として、強化扉・金庫等製造のドカユーグループの社長ニコラ・ドカユー氏を選んだと発表した。同氏は個人としてWN社の名で同工場を受け継ぐが、正式契約は9月。WN社は工場の従 […]

グレゴリー事件の判事自殺

7/11 グレゴリーちゃん殺害事件を1984年の発生当時に予審判事として担当したジャン=ミシェル・ランベール氏(65)が自宅でビニール袋を頭にかぶって死亡した。争いの跡がなく、遺書があったことから自殺と見られている。当時 […]