Utopia 56 – 難民を自宅に迎える – 2017-06-14 「ユートピア56」は、フランスにいる難民を支援するNPOだ。5月3日から、成人の難民と、児童社会福祉扶助局(ASE)に保護されていない子どもの難民を家庭に受け入れる「市民泊」の連絡網作りを呼びかけている。施設に入れない多くのエチオピア、マリ、スーダン、ソマリア、アフガニスタンからの人たちが、路上生活を強いられているから... 社会ラボ 0
マダム・キミのシルバーラウンジ:6月1日号 2017-06-11 田原リージャ(79)さんは日ブラジル2重国籍者。両親は1933年、沼津市からブラジルに移民。リージャさんと妹さんはサンパウロで生まれる。父はコーヒー園や車の販売業に就く。99年、父は97歳、母は95歳で他界。リージャさんは22歳の時、東京から56年に移民してきた男性と結婚し娘2人、息子1人をもつ。40歳で法学部に... シルバーラウンジ 0
Lastre – sans apostrophe|世界チャンピオンの作るパテのパイ包み。 2017-06-10 (左)Pâté en croûte « fermier » (右)Bœuf à la mode まずは数種類あるパテのパイ包み pâté en croûte に注目。例えば、農家風(53€/kg)は、豚肉の他、鶏肉や鴨肉、ピスタチオ入りで断面もきれい。しっかり身の詰まったパテの部分はもちろん、香り高いバターの... 専門店 0
ノルマンディーの作家と食 〈17〉 2017-06-08 モーパッサンの小説『女の一生』(1883年)は、リアリズム文学の傑作として知られている。その小説に多分に影響を与えたのが、モーパッサンの師匠だったフロベールの『ボヴァリー夫人』(1857年)。ともにノルマンディー地方の出身だった両作家は、その地方に暮らす人々の暮らしをつぶさに描くことで、その心理までも浮き彫りにした。 ... ノルマンディーの作家と食 他 0
この夏、セーヌ川で優雅にプライベート・クルーズ。 2017-06-06 あの大女優も恋したヴィンテージヨットで、 セーヌ川史上最高に優雅なプライベート・クルーズへ。 2017年、史上最高に優雅なプライベート・クルーズ、YACHT EN SEINE(ヨット・アン・セーヌ)が誕生した。 1960年代にイタリアで造られた高級ヴィンテージヨットをチャーターして、セーヌ川をクルージング... イベントおすすめ 0
家族みんなでストライク! パリ11区でミニボウリング 2017-06-06 「パピー、頑張ってよ~!」お尻を押して応援中。 家族でボウリングをしたいが、子どもにはハードルが高そう…。そんな不安を解消できるのがミニボウリング。2009年、パリ11区に登場した「La Quille」は、子どもから老人まで、家族一緒に楽しめるミニボウリング場。オーナーのヤン・ルドヴィックさんは、ミニボウリング... こどもとおでかけ 0
世界人権宣言から 2017-06-05 「わたしたちはみな、いまいる国のどこへでも行けるし、どこにでも住めます。別の国にも行けるし、また自分の国にもどることも自由にできます」(世界人権宣言第13条。谷川俊太郎訳) リビア沖で「国境なき医師団」の船に救助された難民1000人以上 (多数の子どもを含む)が、5月26日イタリアのサレルヌ港に到着。今年に入って地中... 発言から知るフランス 0
今月のチーズ:Morbier 2017-06-05 モルビエは、フランシュ・コンテ地方産の非加熱圧搾タイプの牛乳チーズ。身の中央に濃い灰色の線が走っているが、以前はコンテを作った後に残った凝乳から作られていて、次の残りを重ねる前に虫が付かないようにすすを塗っていたからだ。今は成型後のチーズを二つに切り分け、植物製の炭を塗っている。熟成2、3カ月くらいが、クリーム色の身に... チーズを選ぶ 0
15年間の物価上昇率 2017-06-05 2002年、フランからユーロへの移行で物価が大幅に上がったと思われがち。しかしこの15年間の物価上昇率は年平均1.4%、1986年から2001年までは2.1%。... 数字でみるフランス 0
ときどき魚屋に出る川のスズキの、びっくりするうまさ。 2017-06-03 朝市の魚屋に「サンドル」と呼ばれる魚があった。キロ22ユーロと高かったけれど、川魚特有の匂いはないし、締まった白身のうまさ! 魚屋に三枚におろしてもらったものを人数分に切り分ける。忘れずに持ち帰った頭と骨で、まず、フュメ・ド・ポワソンというだし作り(右欄のコラム参照)。これがソースの素になる。 付け合わせは、出回って... 魚料理 0