チーズとワインの相性⑤ 2011-07-11 表面が、塩水、地方によってはビールなどで洗われながら熟成されるウォッシュタイプのチーズは、においは古漬けを思わせるようなにおいだが、みごとに熟成された身は、とろけるようにクリーミーでこくがある。さあ、どんなワインを選ぼう? 最初はノルマンディー地方の名品、リヴァロ。形がくずれるのを防ぐためにlaicheという草のヒモ... 知っておきたいワインの知識 0
BDでパリを散策 2011-07-09 ポエム、小説、音楽、映画...とパリの街角が詩情を込めて描かれてきた。有名コミックス作家たちが描いたパリの風景・建物からなるいくつかのコースを散策できる。パリ観光局で8月31日迄。ガイドブック『Paris BD』(Ed. Signe 23.75€)にも掲載されている。Office du tou... イベント・文化情報 0
夏野菜がたっぷり入ったガスパチョ。 2011-07-09 ガスパチョというとスペインのアンダルシア地方のものが名高いが、スペイン各地、ポルトガルでも作られている。夏の野菜を使った暑い国の冷たいスープ。そこに入る野菜もさまざま、作り方もさまざま。自分の好みに従って気楽に作ることにしましょう。以前はすり鉢とすりこぎを使って野菜をすりつぶしていたものだが、今はミキサーやフードプロ... 野菜料理 0
ゾラの胃袋 7 2011-07-09 ゾラの出世作『居酒屋』(1877年)を読んでいると、主人公の生活の浮き沈みのあまりの激しさに、メロドラマを見ているような気になる。 ヒロインは洗濯女のジェルヴェーズ。初めは健気な働き者だったこの主人公が、好きな男に去られた悲しみや、貧乏な生活の苦しさに耐えきれずに段々破れかぶれになっていく様子は、真に迫っている分、空... ノルマンディーの作家と食 他 0
「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」 2011-07-08 © Films à Trois 2009cinéma フランソワ・トリュフォー(1932〜84)「大人は判ってくれない」、ジャン=リュック・ゴダール(1930〜)「勝手にしやがれ」の登場で、フランス映画を一変させ、映画史を塗り替えたヌーヴェルヴァーグが誕生した。それ以来、無数の映画... 日本のフランス 0
ラ・ヴィレットにぬりえの巨大パネル 2011-07-08 La Grande Halle内に細密なデッサンをほどこした巾20mのパネルFlying Coloring Wallを設置。フランス人アーティストDas Kopfと日本人イラストレーター Postics共作の下絵。誰もがぬりえに参加できるので親子で楽しめる。無料。8 月28日迄(水〜日15h-20h)。... イベント・文化情報 0
印象派の画家たちが捉えたパリ風景 2011-07-07 © RMN (Musée d’Orsay) Hervé Lewandowski. Paris au temps des Impressionnistes モネ、ドガ、カイユボットなど、印象派の画家たちが捉えたパリ風景。オスマンがパリを大改造し、鉄道が開設されるなど、19世紀後半か... 展覧会 0
唐澤まゆ子 “L’Art de Marie-Antoinette” 2011-07-07 Disque●アート・オブ・マリー・アントワネット 古楽指揮者ウィリアム・クリスティに見出され、彼の率いる古楽アンサンブル「レザール・フロリサン」に日本人歌手として初めて参加した唐澤まゆ子。そのレパートリーは、バロック音楽から、オペラ、歌曲、宗教曲、現代曲までと幅広いが、18世紀後期から19世紀前半の音楽を最も得意とす... 日本のフランス 0
ダニエル・クロウズの『Mister Wonderful』 2011-07-06 しばらく前にニューヨークタイムズに連載され、今年4月に米国で一冊の本になって発売されたダニエル・クロウズの『Mister Wonderful』が、さっそくフランス語に翻訳されて出版された。 思春期を脱しつつある若者たちを描くのが得意なクロウズだが、今回の主人公のマーシャルは50代か。独り住まいで、金も未来... 本 0
夏の庭をテーマに 2011-07-06 Jane Norbury. Vase "Maïs". Courtesy Galerie Camera Obscura●Jardin d'été 木村忠太の庭のデッサン、写真に油彩を重ねたインガル・クラウスの静物、ジェーン・ノーバリーのテラコッタの花瓶、ポール・デン・ホランダー... 展覧会 0