4年前にパパ・ウエンバが亡くなった頃からコンゴからパリにやってくるミュージシャンのコンサートがまれになった。今、コンゴの首都キンシャサではどんな音楽家がキンシャサっ子の腰をふるわせているのか大いに気になっていたら、昨年、アフリカ大陸からUFOのごとくコココの初アルバムが出現。キンシャサの4人のミュージシャンにフランスのエレクトロ系ミュージシャンでプロデューサーのデブリュイが加わって2016年に生まれたバンドで、そのサウンドの新しさに驚がく!
コンゴならではのダンス音楽ルンバのメロディーは一掃され、ロック、ラップ、エレクトロ、アフリカならではのポリリズムが一体となったアフリカンパンクの誕生だ。道ばたや物置きに散らばっている台所道具や空き缶、看板や段ボール箱を再生したベースやギター、打楽器が、キンシャサの喧噪、熱気を反映し、奔放でいながらコントロールがよくきいた音楽で体を動かしているといつのまにかトランス状態に!7月のパリ公演、早めに予約!(真)
7月9日(木)19h。20€。
Glazart: 7/15 av.dela Porte de la Villette 19e M°Porte de la Villette
www.glazart.com
*CD “Fongola” :Transgressive 10€前後。
www.youtube.com/watch?v=7QwjURBSIPA