Journée Européenne du Patrimoine
今年も、9月17、18日の週末は「欧州文化遺産の日」(日程が違う場所もあります)。多くの政府機関、文化施設などが解放され、多くは無料で見学できます。ここでは例年人気の場所をピックアップしました。
以下2ヵ所(★印)は、まだ予約可能ですが、お早目に。
★ 経済金融省 (通称Bercy)
“Découvrez un Bercy vert et durable!”
「グリーンなベルシーを発見してください!」と謳う今年の経済省見学。
省内の畑見学とデモンストレーション、グリーン化された中庭、養蜂箱の見学(土曜日はハチミツの試食も)を「グリーンな経済金融省ベルシー」がテーマのオーディオガイドを聞きながら自由見学ができます(★時間を選んで予約必要)
オフィス、プレス会見室、会議室なども見学可。省内にはマッタ、ブールデル、アルシンスキー、セザール、スーラージュなどの現代作家のアート作品も置かれています。
日時:
9/7(土)14h – 18h
9/8(日)10h à 18h
登録:こちらから。
住所:139 rue de Bercy, Paris, France (M°Bercy, Gare de Lyon、バス24, 87 “Ministère de l’Économie”下車
★ パリ市庁舎 Hôtel de Ville de Paris
パリ市庁舎では、パリ市長オフィス、市庁舎図書室、パリ市議会の議場、迎賓サロン、パリグッズを揃えたブティック「Paris Rendez-Vous」の見学が可能。エコール・デュ・ルーヴル(美術史)の人たちによる、建物内の装飾や絵画について説明つき。障害のある方も、市民団体Action Passeraileによって養成された付き添い人の手伝いをリクエストできます。
登録はこちらから。
また、現在パリで進行中の文化遺産修復に関する展覧会が開催中。会場には学芸員、修復師、歴史家、考古学者たちがいて、修復の仕事、プロジェクトについて話をしてくれます。ほかにも、石切工、屋根葺き職人、ステンドグラス修復職人、絵画や写真の修復職人、 また市庁舎内で必要とされるフラワーアーティスト、錠前職人、タピスリー、時計、床板張り、シャンデリアなどのメンテや修復をする職人さんたちも。
▶︎展覧会 « Histoire de l’Hôtel de Ville, des origines à la reconstruction »
市庁舎の歴史をたどれ、サロンではちょっとした演出も。
▶︎展覧会 « Les artisans du Label Fabriqué à Paris »
メイド・イン・フランスならぬ、パリで作られる「メイド・イン・パリ」についての展覧会。
日時:9/17(土) と18(日)の10h – 18h
住所 : Hôtel de Ville de Paris 3 rue Lobau 75004 Paris
M° Hôtel de Ville