11月2日に、フランス文学で最も権威のあるゴンクール賞が発表されたばかり。今年は若手作家レイラ・スリマニ氏に贈られ、話題となりました。
OVNI815号「しょっぱい音符」で紹介したガエル・ファイユの初小説「Petit Pays」は、ゴンクール賞は逃したものの、11月17日に「第29回 高校生が選ぶゴンクール賞」を受賞したとのニュースが入ってきました。
「両親の離婚やルワンダのジェノサイドなど、落ち込んでしまうような辛いテーマを一種の爽やかさで書き上げている。そして、とっても詩的。」とは、15歳の審査員のコメント。
おめでとう、ガエル!
ちなみに「Petit Pays」は、日本語訳出版の予定もあるとのご本人談。お楽しみに!(た)