エビ入りわんたんをつくって鶏ガラのスープに入れてみよう。
中華系スーパーで、わんたんの皮(雲呑皮)を一袋買う(40枚ちょっと入っている)。精肉部門で豚の三枚肉をひいたもの、さらに冷凍エビのむき身も手に入れたい。
解凍したエビのむき身200グラムは包丁でたたくようにしてミンチ状にする。ひき肉150グラムとエビをボウルにとり、細かくみじん切りにした玉ネギ半個、おろしたニンニクとショウガ適量、ゴマ油少々を加え、塩 (ひかえめ)、コショウし、ねばりが出てくるまで手で丹念にこねれば、極上のわんたんの具。皮を広げ、その中央に小さじ一杯分の具を置き、のりしろに当たるところにさっと水をぬってから三角形に折り、指でしっかりと押さえつけ、さらに3,4カ所、餃子づくりの要領でしわを入れて押さえる。
このへんでスープ800ccを用意する(コラム参照)。鍋にたっぷり水を張って沸騰させ、わんたん20個を入れ、浮き上がってきたら1分ほど待ち、網じゃくしでとり出し、椀に5個ずつ入れ、スープを張り、コリアンダーの葉をのせる。うまい!わんたんが残ったら、ゆで上げて、ニョクマムのソース(コラム参照)で味わう。つるんとした皮の食感、エビと豚肉の名コンビ、いくらでも食べられそう。(真)