eels – 品数は多くないが満足度の高い料理ばかり。

Anguille fumée, matcha, vierge kiwi, amande

 イールスとは英語でウナギのこと。開店の知らせと同時に、店名と料理の写真を見た時から気になっていたのだが、願いが叶ってようやく来訪。メニューはいたってシンプル。前菜、メインそれぞれ4品、デザート3品が月替わりで季節の素材に合わせて登場する。前菜16€前後、メイン26€前後、デザート11€前後と、だいたい50€くらいの予算が必要だ。さらに贅沢をしたい人は、8€追加すればリ ・ド・ヴォー(仔牛の胸腺)を加えられるメイン料理がいくつかある。

友人とランチに訪れた。ランチなら、前菜またはデザート+メインの2品で25€、3品で29€で、メニューから選択できる。まずは看板メニュー「燻製ウナギ」の前菜を試す。見た目も美しいし、オリジナリティがあるのがいい。ウナギといえど、キウイと抹茶をあしらい、あっさりしているので、グラスでとったHautes Côtes de Beaune の白ワイン(6€)ともよく合う。フォアグラ(4€追加)は、見た目の繊細さそのままの味。トウモロコシのピュレにセドラ(レモンの原種の果物)の柑橘風味がアクセントになっている。

メインの鴨胸肉のグリルは、絶妙な焼き加減の胸肉に、もも肉のコンフィ付きでゴキゲン。付け合わせのキノコもたっぷりで秋の味を堪能できた。本日の魚料理はカサゴ。肉厚の白身の下には穀類のリゾットが隠れていて、ダシの効いたスープが味わいを増している。

デザートにはショコラのタルトレット。塩バターキャラメルにヘーゼルナッツ、バナナのマーマレードが一体となったハーモニーが素晴らしい。

次回は、リ・ド・ヴォー付きの贅沢メニューか、前菜2皿、メイン2皿、デザート1皿のメニュー・デクヴェール(56€)を試したい。(里)

(上左)Foie gras mi-cuit〔Vendée〕purée maïs, sésame, cédrat.(上中央)Rascasse, risotto de céréales, dashi, condiment citron-sésame.(上右)Magret de canard grillé 〔Chatons〕Cuisse confite, champignons, betteraves, condiments, raisin muscat. (下左)Tartelette chocolat- caramel beurre salé, noisettes, marmelade banane.

 


eels

Adresse : 27 rue d’Hauteville, 75010 Paris
TEL : 01.4228.8020
アクセス : M° Bonne Nouvelle / Château d’Eau
火~土 12h30-14h30/ 19h30- 22h30