年金改革法案の国民議会での審議初日、ヨーロッパ・エコロジー=緑の党のサンドリーヌ・ルソー議員の演説から。「私たちにはたった一つの体、たった一つの命、たった一つの地球しかない。(…)私たちの健康を、そして環境を大切にしなければならないのです」。
1981年に発足したミッテラン社会党政権は定年退職の年齢を、65歳から60歳に引き下げた。その後、サルコジ政権下で62歳に引き上げて以来、62歳となっている。マクロン政権が昨日、49-3(憲法第49条3項)によって強行採択した改革法案は、それを64歳に引き上げようとするものだ。この改革案に反対する人々の多くは60歳に戻すべき、という意見の人も多い。