フランスのキュウリは大きい!芯にある種のところが水っぽいのが欠点だが、少し工夫すれば、おいしく調理できる。大きいからこそ、種の部分をくり抜いて好きな具を詰めれば、素敵なおつまみ! 皮が少し固いので、縦じまになるように皮をむき、2.5センチくらいの厚さに輪切りにする。ここで種の部分をくりぬくのだが、底が3ミリくらい残るようにしたい。フランス風の先がとがった皮むき器couteau économe を使えばそれほど難しくない。 3種類の詰めものを用意した。左は、ゆでエビを小さく切り分け、マヨネーズとシブレットのみじん切りと和えたもの。
真ん中は、エスプレット産唐辛子を混ぜ入れたアボカドのワカモレ、右は缶詰のツナをほぐしてマヨネーズときざんだケッパーと和えたもの。ぼくはマヨネーズにタバスコソース数滴を加えておく。
写真奥は酢のもの。キュウリを縦に四つに切り分け、種の部分を切りとり、コロコロと切り分け、軽く塩でもんで手でよくしぼる。セルヴラという豚肉のソーセージを混ぜ入れる。三杯酢は砂糖少なめ、マスタードとゴマ油の風味をきかせる。(真)