Classique au vert
8月のパリは、音楽家が各地のフェスティヴァルに出かけてしまってクラシックコンサートが稀になる。しかし幸いなことに、ヴァンセンヌの森のParc Floralで、Paris Jazz Festivalと並んでClassique au vert (緑に囲まれてクラシック)という好企画がある。どちらも、入園料 (2.5€)を払えば無料です。
13日(土)16hはパリ高等音楽院出身の若い音楽家からなるパントゥーム・ピアノ三重奏団(写真)が、サンサーンスのピアノトリオ第2番とリリ・ブーランジェの『Un matin de printemps et Un Soir triste(春の朝、悲しき夕べ)』。後半はアガット弦楽四重奏団がハイドンの作品20の2番とラヴェルの弦楽四重奏を演奏する。
27日 (土)16hはヴィクトール・ジュリアン=ラフェリエール指揮のパリ室内管弦楽団で、ハイドンの『告別』の名で人気のある交響曲第45番とシューベルトの親しみやすいテーマと優美な雰囲気の交響曲第5番、他にやはりハイドンのチェロ協奏曲第1番 (チェロは指揮者自身が演奏)。この協奏曲、一度聴いたらとりこになる名曲だ。(真)
Parc Floral de Paris (entrée Nymphéas)
Adresse : Route de la Pyramide, 75012 Parisアクセス : M°Château de Vincennes https://festivalsduparcfloral.paris
URL : https://festivalsduparcfloral.paris