パリ高等音楽院出身のミュージシャンによって結成されたハンソン弦楽四重奏団。彼らの最初のアルバムは「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれるハイドン集。CD2枚組で6曲だが、あまり知られていない曲が収めれられているのが嬉しい。最初に耳を傾けたいのは短調ならではの緊張感も顔を出す作品20の5番。ハイドンは「光にあふれていて、どこまでも人間的」と第一ヴァイオリンのアントン・ハンソン。細かいところまで心の通った演奏に、ハイドンへの愛が感じられる。録音も明澄で弦のビブラートまで聴こえてくるくるようだ。(真)
CD | Quatuor Hanson “All Shall Not Die”
パリ高等音楽院出身のミュージシャンによって結成されたハンソン弦楽四重奏団。彼らの最初のアルバムは「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれるハイドン集。CD2枚組で6曲だが、あまり知られていない曲が収めれられているのが嬉しい。最初に耳を傾けたいのは短調ならではの緊張感も顔を出す作品20の5番。ハイドンは「光にあふれていて、どこまでも人間的」と第一ヴァイオリンのアントン・ハンソン。細かいところまで心の通った演奏に、ハイドンへの愛が感じられる。録音も明澄で弦のビブラートまで聴こえてくるくるようだ。(真)