1611年生まれのカルロ・ジェズアルド。同世代のモンテヴェルディ同様に、自由詩にメロディーをつけたマドリガーレの歌曲スタイルを得意とした。各声部が半音階的に進むポリフォニーが得意で、そこから生まれる不協和音は殆ど現代音楽!うつ病に苦しんでいた晩年の第6集には、その特徴が著しい。ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレの清澄で流れるようなア・カペラ。「Se la mia morte brami もし私の死がお望みなら」は一語一語の重みに胸を打たれる。(真)
CD : La Compagnia del madrigale “Gesualdo”
1611年生まれのカルロ・ジェズアルド。同世代のモンテヴェルディ同様に、自由詩にメロディーをつけたマドリガーレの歌曲スタイルを得意とした。各声部が半音階的に進むポリフォニーが得意で、そこから生まれる不協和音は殆ど現代音楽!うつ病に苦しんでいた晩年の第6集には、その特徴が著しい。ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレの清澄で流れるようなア・カペラ。「Se la mia morte brami もし私の死がお望みなら」は一語一語の重みに胸を打たれる。(真)