「海の幸のパスタにはリングイネが最適」と、サラさんはゆずらない。 2018-10-09 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Linguine aux moules フィレンツェ出身のサラさんは、アサリ palourde/vongole)入りのパスタが得意。二人で勇んで魚屋に出かけたのだが、アサリがない! 暗い気持ちになっていたら、サラさんが「ムール貝でも、同じ作り方でおいしくできるわよ」と言うので、 [...]
メーグルのあらい 2018-09-23 魚料理 0#RestezChezVous 今回のフランス料理レシピで使ったメーグルという魚は、和風に塩を振って焼いても、ショウガの香りをきかせて煮つけにしてもおいしいし、刺身も絶品。ちょっと暑さがもどってきたりしたら、あらいにするのもおすすめだ。 魚屋に三枚におろして、皮もとってもらうことにしよう。日本人の中にはフラ [...]
淡白な白身魚メーグルをさっと焼き、野菜をそえる。 2018-09-17 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Maigre aux légumes à la provençale 魚屋に、メーグルという、スズキに似た魚があったら、迷うことなく買ってしまう。その白身には柔らかな甘さがあり、しばらく前からファンなのだ。そぎ切りにしてカルパッチョにしたり、オーブンを使って丸ごと焼いても文句な [...]
干ダラ入りスクランブルエッグは代表的ポルトガル料理。 2018-08-09 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Bacalhau à Braz ぼくは干ダラmorue(ポルトガル語で bacalhau)が大好きで、暑いときには、塩出ししてから夏野菜とともに湯がいた干ダラ入りのアイオリ、友だちが来れば、アペリティフのお供に干ダラ入りカリブ風かき揚げのアクラ。マッシュポテトと混ぜ合わせてオー [...]
タチウオ唐揚げ丼 2018-06-26 魚料理 0#RestezChezVous フランス語で sabre (刀)といわれるタチウオ。以前は、1メートル以上あるものが渦巻状にされて魚屋に並んでいたものだ。最近はおろし身がほとんどで、新鮮度が判断できにくいから、たたきにするのは心配だし、焼いたりすると中骨がないのでこわれやすい。 そこで、茶わん蒸しの具にしたり [...]
マスをクール・ブイヨンで煮てから冷まし、初夏のごちそうに。 2018-06-19 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Truite au court-bouillon 養殖のマスは、年中魚屋で手に入るし、1尾が1人分の大きさというのも便利だし、値段もキロ10ユーロ前後と手ごろだし、そのうえ、川魚なりのくせというか、味わいが残っているのがうれしい。 マス料理の定番といえば、丸ごとムニエルにして [...]
よいダシが出るパルルド貝と豚肉の、ポルトガル風煮込み。 2018-05-24 魚料理肉料理 0連載コラム#RestezChezVous Porc mijoté aux palourdes シャトレにあるポルトガル料理の店「Saudade」に出かけると、決まったようにとるのがアレンテージョ風豚肉の煮込み。豚肉とパルルドpalourdes (アサリ)の組み合わせがユニークで、貝ならではのうまみを吸った豚肉に舌鼓!と [...]
淡白な白身魚に、ムール貝も入ったまろやかなソースが合う。 2018-02-12 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Filet d’aiglefin aux moules 晩ごはんに招いた友人カップルは魚好き。朝市に出かけたら、魚屋に珍しくaiglefinのおろし身がある。英語ではhaddockといい、この魚を薫製にしたものもハドックと呼ばれ、フランス語ではアドックになる。400 [...]
スモークサーモン入りのシューがシャンパンの味を引き立てる。 2017-12-15 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Gougères au saumon fumé ノエルやら年末のパーティーやらでシャンパンを飲む機会が増えてくる。シャンパンのおつまみに最適なのが、ふわっと軽い口当たりの小さなシュー、グジェールだろう。ふつうは、グリュイエールなどをおろしたものを加えて焼くのだが、今回は、やはり [...]
エビのせ蒸し豆腐 2017-11-21 魚料理 0#RestezChezVous パリのアール・ゼメチエ街やベルヴィル街には、中国の温州料理の店が数多くあり、高菜入りの手打ち麺とかイカとセロリの炒めものとか、日本人の口にも合う料理が多い。このエビのせ蒸し豆腐も、ベルヴィルの 「温州正宗点心」で食べて以来、何度も作って好評の一皿です。フランスの食材を和風にとい [...]