活きのいいイワシは、塩焼きにして味わうのが一番だ。 2020-10-17 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Sardines grillées パリの魚屋にも、目がキラキラとし、えらに赤いしみがなく、銀色の胴体が張りつめているような鮮度のいいイワシが並ぶ。8月から10月にかけてのイワシは、大きく成長し、脂ものっていて食べごろ。そのまま塩焼きにして味わいたい。4人分で800グラムほど買 [...]
小イカのおつまみ 2020-10-17 魚料理 0#RestezChezVous Calmar(calamarともいう)あるいはバスク地方ではchipironと呼ばれている小イカを使って、酒のみが大喜びするようなおつまみを作ってみよう。 4人分として600グラムくらい小イカを買ってくるのだが、胴が張りつめていて、身に透明感があるものを選びたい。胴に指を差し入れ [...]
クリの甘みが好きな人にはたまらない、マロンクリームのムースです。 2020-10-08 デザート 0 Mousse à la crème de marron スーパーのプリンやチョコレートムースのコーナーに「MaronSui’s」というマロン(クリ)クリームが主な材料のデザートが並んでいる。ふんわりとしたムースにマロンの味わいが封じこめらていて、甘党でないぼくもつい [...]
ナスの煮びたし 2020-09-24 野菜料理 0 ときには長さが20センチを超えるフランスの大きなナス。和風にするには?と悩む人のために、煮びたしを作ってみよう。 15センチほどの長さのナスを1本、へたを切り落とし、縦に八つに切り分けたら、20分ほどたっぷりの水に浸しておく。こうすると、アク抜きになるだけでなく、炒めるときに [...]
豚肉をクール・ブイヨンでゆでると、極上のハムにも負けない! 2020-09-22 肉料理 0 Echine de porc au court-bouillon 韓国では豚肉をゆでたボッサムなどが人気の料理だが、ここはフランス風にクール・ブイヨンでゆでてみよう。冷ましてから味わいます。 豚の肩ロースéchineを骨付きのままで調理するのだが、少なくても800グラム、かたま [...]
冷たい野菜のスープ、ガスパチョに魚のおろし身が! 2020-09-05 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Gaspacho au rouget barbet この夏、ブルターニュにある、イワシ、マグロ、ラングスティーヌなどの漁で知られるコンカルノーを訪れた。せり市場近くのレストランに入り、暑い日だったのでガスパチョを頼んだら、ヒメジrouget barbetの、多分クール・ブイヨン [...]
夏はちょっと辛いソースのパスタがいい。 2020-08-11 野菜料理 0 Spaghetti aglio, olio e peperoncino 夏負けで食欲がないときは、ちょっと辛いソースのパスタがいい。昨年、ボローニャから車で1時間ほどのフォルリの郊外で演奏した翌日、オーガナイザーのアリエレさんに「Alfio 」というレストランに招待された。ニョ [...]
冷やし茶わん蒸し 2020-07-25 魚料理 0#RestezChezVous どの魚屋でも買うことができるゆでエビは、とても便利な食材。レモンやマヨネーズを添えれば、たちどころにアペリティフのつまみや素敵なアントレになる。今回は200グラムほど買ってきて、旬のアルティショー(アーティチョーク)といっしょに冷やし茶わん蒸しに入れてみた。 エビをむき身にし [...]
パイナップルとココナッツミルクのパンナコッタで、気分は南の島。 2020-07-22 デザート 0 Panna cotta au parfum des îles 冷蔵庫で冷やしておけるパンナコッタは、暑くなってくると、誰にでも受けるデザートだし手間もかからないこともあって、作る回数が増えてくる。イチゴのパンナコッタのレシピ(770号)を紹介したことがあったけれど、今回は南の島 [...]
プロヴァンス風に夏野菜をオーブンで焼いてみよう。 2020-07-01 野菜料理 0南仏 Tian à la provençale プロヴァンス地方の太陽を浴びて育った、トマト、クルジェット、ナス、ピーマンを煮込んだ料理がラタトゥイユなら、オーブンで焼くとティアン。南仏ならではのタイムやニンニクの香りがうれしい。ティアンには本来ピーマンが入らないと言う人もいるが、赤 [...]