Bistrot KINZO|パターンにはまらず自由に、自分の味を表現したい。 2019-11-22 日本人シェフフランスで暮らす 0パリ9区インタビュー エドワード・ウチヤマさん(40歳) カナダのモントリオールで生まれ育ったウチヤマさん。フランスで修行し高級フランス料理店を営んでいた父親を幼い頃から手伝っていたため、料理は常に身近なものだったという。「店の二階が家だったので、毎晩の皿洗いなどは日課。残った肉やソースをつまみ食いす [...]
セープ茸のおひたし、天ぷら 2019-11-20 野菜料理 0 セープ茸というと、ふつうはボルドー風に炒めるのだが、和風はどうかな、と生シイタケのレシピを応用して、ホウレンソウとのおひたしと天ぷらを作ることにした。まずセープ茸についている枯れ葉や土をとりのぞく。かさの裏のスポンジ状のところは、ペティナイフの先を使って慎重にとりのぞく。 おひた [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:菅氏 2019-11-12 シルバーラウンジ 0連載コラム 菅氏は1939年、東京生まれ。父は京大法学部を出、日本鋼管に勤務。菅氏は上智大卒業後1963年から大手航空会社に就職。2歳年上の自由学園卒の妻とは大学で知り合い結婚、生涯の伴侶に。定年後は息子2人、孫たちに囲まれ第二の故郷パリ郊外で50年来生活。数年前からエッセイ「フランス通信」 [...]
あのランジス国際中央市場が、パリの中心に。 2019-11-09 食材イベント 0 Rungis au Grand Palais 11月15日(金)〜17日(日) グラン・パレが3日間限定でランジス国際中央市場に変身。肉・魚・青果・乳製品・植物・惣菜・デコレーションなどが販売される。料理教室、子どものためのコーナーも。ランジスは今年開設50周年!前売り15€/当 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:シボ美帆さん 2019-11-08 シルバーラウンジ 0連載コラム シボ美帆さんは静岡県生まれ、高校時代にドフトエフスキー作品に魅せられ早大の露文科に入るが学園紛争で大学閉鎖。翌年西洋史に変更。74年来仏しトゥールに滞在、学食で出会ったMは法学を専攻。ファックスもSMSもない時代、彼女の帰国後は毎日文通。郵便ストの時はMはベルギーまで投函に。75 [...]
Mamiche|知ってしまうと危険な、魅惑のチョコレートパン。 2019-11-07 専門店スイーツ 0パリ10区パリ9区 パン大国フランスにおいて、美味しいパンを売るパン屋さんは少なくないけれど、試せば試すほどにお気に入りが増えて、行くたびに次が待ち遠しくなる、そんなお店はやっぱり貴重。9区と10区に店を構えるこのお店、ファンも多くて、お昼時には連日行列ができている。堅焼きパンから菓子パン、調理パン [...]
しっとりと焼き上がった洋ナシのケークからバニラの香り…。 2019-11-04 デザート 0 Cake aux poires 英語のcakeはケーキ一般を意味するが、それがフランスに渡ると「ケーク」と発音され、同じくケークと呼ばれるパウンドケーキ型で、ベーキングパウダーなどの酵母が入った生地を焼いたものを指すようになる。生地にさまざまなドライフルーツをきざんで加えたものが [...]
豚肉、ジャガイモ、キュウリ 2019-10-30 肉料理 0 豚肉を、酒ではなく白ワインをベースにしたダシで煮るとひと味違ったおいしさになる。脂身が適度に混じっている背肉échineの切り身を2枚買ってくる。 まずダシの準備。豚肉の切り身2枚が重ならないように置けるぐらい底広の鍋かソトゥーズに、白ワインと水を半リットルずつとる。ざくざくと切 [...]
Le Sot l’y Laisse|料理とクラシック。 2019-10-26 日本人シェフ 0パリ11区インタビュー 土井原英治さん(46歳) 土井原さんのお店に初めて伺った時、ベートーヴェンの話を熱を込めてしてくれたのが印象的で、もっと話が聞きたくなった。クラシック音楽は、中学生時代にFM雑誌を買ってラジオで熱心に聴き始めたという。 [...]
甘酸っぱいイチジクの味わいが豚肉といいコンビ。 2019-10-22 肉料理 0 Côtes de porc aux figues 豚肉は、骨付きのロース肉でもキロ10ユーロくらいと安いのがうれしい。これを焼いてイチジクを添えれば、胸を張って出せるごちそうになる。肉屋でロース肉を4枚切り出してもらう。イチジクは少々値が張るけれど、一人当たり2個あれば十分だ。ほ [...]