『書物の祝祭』– 現代日本のルリユール — 1998-01-15 日本のフランス 0 パリの街を歩いていると、<RELIURE>の看板を掲げた工房を見かけることがある。ルリユールとは中世から続く伝統的製本工芸。日本には栃折久美子氏によって紹介され、池袋コミュニティカレッジに教室がある。 先日、日本の主だったルリユール作家が一堂に会す『書物の祝祭』が [...]
活字ファンに朗報。仏マガジンギャラリーのオープン! 1997-12-01 日本のフランス 0 仏の新聞雑誌を手に入れたいと思っても、限られた一部の書店まで足を運ぶのは、都心に住んでいても億劫だ。高いし、だいいち在庫があるのかどうか…そこで朗報。東京赤坂みすじ通りに仏の新聞雑誌・CDを一堂に集め、コーヒーを飲みながら自由に閲覧できるスペース、メゾン・ド・ラ・ [...]
〈フレンチ狂〉って何? 1997-11-15 日本のフランス 0 ゴロワーズ・ブルーの装丁で目を惹くエッセー集『フレンチ狂日記』(平凡社刊)が話題になっている。 タイトルがいわくありげなので、著者の永瀧達治氏(49)に、まずそのあたりから聞いてみた。 「若い人たちが<フレンチ>と気軽に言うのを聞いて、いいなと思ったんです。僕と同年代のいわゆ [...]
本邦初! 在日フランス人向け情報誌 – LES VISITEURS 1997-11-01 日本のフランス 0 東京のとあるレストランで目にした雑誌「LES VISITEURS」。色刷りを含む全22ページには、在日仏関係者に向けたトピックスや旅行・食事情報等、仏語記事が満載。さほど仏語に自信がなくても、在日仏人をネタにしたマンガや小話、赤ちゃん誕生のニュース等、拾い読みする楽しみにも事欠 [...]
カフェ・マニア待望の店「ル・パサージュ」 1997-10-15 日本のフランス 0 ここ数年来、世田谷区下馬界隈が人気ゾーンになっている。三宿通りにはレストランやカフェが立ち並び、深夜には若手芸能人の姿を見かけることも。「ひと昔前はスパゲッティ屋が一軒あっただけなのに」と、地元っ子は町の変貌ぶりに驚いている。 今年1月、パリ風の店構えで世田谷公園前にオープン [...]
噂のホームページ French Pops Page はこの人が発信者 1997-10-01 日本のフランス 0 今回のインタヴューは谷理佐さん。フランスの音楽事情に詳しいライターとして、あるいはジャンヌ・モローの渋い持ち歌を軽やかなフランス語でカヴァーしてしまった歌手として、とてもタダの日本人には思えない谷さんの名前をすでにご存じの方も多いかもしれません。小学生時代、約5年間パリの現地校 [...]
デパートの中の風〈夢庭園〉 1997-09-15 日本のフランス 0 料理本やエッセーの執筆、さらには人気レストラン『Le Passé simple』のシェフとして多忙をきわめるパトリス・ジュリアン氏(45)。 彼の2軒目の空間『Le Jardin de Julien』が、よこはま東急百貨店<クイーンズ・イースト>内4Fにこの秋オ [...]