Aux gouts du Portugal|ポルトガル 1999-08-01 専門店 0日曜営業パリ15区 ポルトガル・ポップスのカセットもあるこのお店は、働き者のお姉さんが切り盛りしています。チョリソ (chourico do fundao 1本35F) は塩加減がちょっときつめですが豚肉の歯ごたえがあって、よく冷えた発泡酒 vihno verde (50F90)との相性は抜群。(実 [...]
Cash Cacher Naouri|ユダヤ食料品 1999-08-01 専門店 0パリ4区 Rue des Rosiers (4e)から入る小さな通りにある、ユダヤ食料品店。店構えは小さいけれど、ピタパン (4枚入り9F50) やタヒナ(すぐに使えるようになっているものが500g入りで21F) 、ファラフェル・ミックス(90g 入り12F)も売っている。クリスマスが近づ [...]
これからも映画を撮っていきたい。 1999-08-01 パリの日本人 0 大山麻矢さんがOLをやめてパリに来たのは6年前。短大時代に初めて旅行で訪れてから、いつかこの街で生活をしてみたいと思うようになったのだという。 映画が大好きな麻矢さんは、日本では独力で中編映画を一本撮ったことがある。パリでしっかり映画の勉強がしたいという希望があったものの、当初は [...]
“ファラフェルの王様” に挑戦してみた。 1999-08-01 野菜料理 0 Falafel ファラフェルは、肉を食べてはいけない四旬節のためにエジプトのコプト教信者が考え出した、とても古い料理だという。エジプトでは乾燥ソラ豆をすりつぶしてさまざまなスパイスを混ぜ入れ、団子にして揚げるが、レバノンではヒヨコ豆 pois chiches と半々にする。前号3 [...]
レモンやケイパー入りソースでサメを食べる。 1999-07-15 魚料理 0 Roussette a la grenobloise 皮をはがれ、ピンク色の細長い体を横たえているルセット (ソモネットともいう) は、元々は小さなサメ。キロ50フランくらいだが、頭やハラワタがないので、ずいぶんと経済的だ。その上、やわらかな軟骨が真ん中を走っているだけで、子ども [...]
鯛が安い、カリブ海風に煮込んでみよう。 1999-07-01 魚料理 0 Court-bouillon de pageots 目が輝き、鮮やかな桜色の体がピーンと張りつめた、中くらいのタイが魚屋に並んでいる。キロ39フランと安い。さっそく2尾買ったら1キロちょっとあった。塩焼き? 刺身にして頭やアラは潮汁? などと迷ったが、久しぶりに、 [...]
ホテルマン、世界を舞台に。 1999-07-01 パリの日本人 0 「ホテル・リッツの杉山さん」といえば今や業界で知らぬ人はいない。そんな彼が最近リッツを退職し、来年早々新装オープンするホテル・ジョルジュVに転職した。素晴しいキャリアを重ねていく杉山さん。彼がホテルマンの道を選んだのはまだ高校性のときだ。 ホテル・ニッコー時代に知り合ったフローレ [...]
Stephane Pouget|バゲットコンクール1位 1999-07-01 専門店 0日曜営業パリ13区 パリ市が毎年2月に主催するバゲットコンクールは今年で6回目。今年は124人のパン職人さんが腕を競い合いました。見事1位を獲得したプジェさんのBaguette Tradition (5F20)は、凝縮した身にたくさんの気泡があって、噛みしめると小麦の自然の甘さがふんわりと口の中に広 [...]
瓦の形をしたお菓子は、優しいバニラの香りがする。 1999-06-15 デザート 0 Tuiles aux amandes プロヴァンス地方の瓦tuileは弧を描いているが、その形を真似たお菓子もtuile。パン屋で100グラム20フラン前後で売られているが、自分で、エッセンスではなくサヤ状のバニラを使って作ると、優しい香りのうっとりするような味になる。ティータイ [...]
文化の違いは香りの違い。 1999-06-01 パリの日本人 0 マドレーヌの香りに遠い記憶を呼び覚まされたプルースト。「さようなら」のあとの残り香に胸を締めつけられる恋人たち。「香り」が日々果たす役割はなんだか不思議に大切だ。 食文化とともにフランスが誇る香りの文化、香水。そのうっとりとするような香りを生むのは調香師だ。ヴェルサイユにある香 [...]