CGアニメシリーズ最終章一騎打ち 2010-09-15 舞台・映画 0こども向け ●Toy Story 3 夏休み映画として登場したピクサーの『Toy Story 3』VSドリームワークスの『Shrek 4』。ライバル会社のCGアニメシリーズ最終章一騎打ちは、前者が圧倒的勝利を飾った。シリーズ毎に魅力が増す恐るべき傑作だったのだから当然だろう。 アンディはも [...]
魂の再生を描くタイ映画。 2010-09-01 舞台・映画 0 “Oncle Boonmee, celui qui se souvient de ses vies antérieures” アピチャートポン・ウィーラセータクンという覚えにくい名前の監督の映画に出会ったのは2002年の『ブリス [...]
Des Hommes et des dieux — 私たちは愛の一体感を感じ、本当の兄弟になった。 2010-09-01 舞台・映画 0 イスラム文化圏のただ中で、地域の人々と平和に共存する8人のカトリック修道士。だが静かな修道院にも、イデオロギーで武装した暴力が忍び寄る。異文化共存の難しさを、気高い信者の姿を通し描くグザヴィエ・ボーヴォワ監督の『Des Hommes et des dieux』。一般公開を前に、 [...]
セルジオ・レオーネの渡米第一作 2010-07-30 舞台・映画 0 ●”Il était une fois dans l’ouest” 邦題は『ウエスタン』。『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』などマカロニウエスタンのヒットを飛ばしたセルジオ・レオーネの渡米第一作、映画史に残る傑作。 クレジットタ [...]
ハラハラドキドキ迫力満点! “Cellule 211” 2010-07-30 舞台・映画 0 フランスのセザール賞に匹敵するスペインのゴヤ賞で、昨年度、作品賞をはじめ8部門を総なめにした『Cellule 211 プリズン 211』、日本では劇場公開されずビデオスルーでDVD が既に発売されているが、こちらでは8月4日から公開。暑気払いにぴったしのハラハラドキ [...]
Thomas Grenier — 僕らは象牙の塔に住んでるみたい。 2010-07-30 舞台・映画 0 ●FEMIS監督科トマ・グルニエさん 名門映画学校FEMIS(1985年まではIDHEC)が揺れている。昨年、87%の学生が一週間授業を拒否してストに参加。教育プログラムについて自主的に話し合う場をもうけた。いったい内部では何が起こっていたのか? FEMISは変わるべ [...]
ジャック・タチが遺したシナリオ 2010-07-15 舞台・映画 0 ●L’illusionniste そのたたずまい、どこから見ても「ぼくの伯父さん」。初老の「ユロ氏」風マジシャンは、酸いも甘いも淡々とやり過ごし、腕一本で相棒のウサギとともに巡業中。本日はエジンバラのバー付き宿屋での仕事が舞い込んだ。なぜか意外と居心地良さそうなこの町 [...]
うらぶれ感は悪くない。 “Tournee(巡業)” 2010-07-01 舞台・映画 0 5月のカンヌ映画祭で監督賞を獲得したマチュー・アマルリック監督『Tournée(巡業)』が公開された。マチュー・アマルリックといえば、当代一の売れっ子俳優。決して美男ではない。どちらかというと昆虫系(?)の顔立ちで小柄。でもなんか人なつっこい感じが無視できず、そう [...]
Pierre Etaix (1928~) — マルチ芸人エステックスの再評価は始まったばかり。 2010-07-01 舞台・映画 0 ●ピエール・エテックス みずみずしく小気味よいコメディで映画史に名を刻むピエール・エテックス。先ごろ、エテックスは、馬鹿げた法律のカラクリのためにお蔵入りしていた自身の作品の上映権を、20年ぶりに取り戻したばかり。今月パリでは修復された彼の珠玉の傑作群がスクリーンに登場する。 5 [...]
2067年フランスのどこか 2010-06-15 舞台・映画 0 ●Les Mains en l’air 2067年フランスのどこか。チェチェンの血をひく初老の女性ミラナが思い出すのは、少女時代の2009年パリ。政府は滞在許可証を持たない外国人に目を光らせている。仲間がまたひとり国外追放となる中、ミラナにもいつしか危険が迫る。そこで [...]