第47回セザール賞 世界が崩れ落ちても、映画の祭典は続けよう。 2022-02-26 パリで遊ぶ舞台・映画 0 新型コロナ感染者数のピークは一月末を境に急降下。第47回目のセザール賞授章式は、第六波が落ちついた時期である2月25日に執り行われた。会場は昨年と同じオランピア劇場。結婚披露宴のようなテーブル席に150人だけが集った異例の前回とは一転、今回は1700人の招待客が蜜状態も厭わずに [...]
セザール賞セレモニー後の特別ディナー、そのメニューは。 2022-02-25 フランス料理レストラン舞台・映画スイーツ 1パリ8区 今晩、フランス映画の祭典《第47回セザール賞セレモニー》が開催される。昨年公開されたフランス映画(外国映画の部門もあるが)のなかから、最優秀の作品や俳優などに賞が与えられるのだ。権威ある華やかなセレモニーだが、その壇上にフランスの社会問題などが持ち込まれるハプニングも見もの。今 [...]
第28回 ヴズール・アジア映画祭閉幕、深田晃司監督が名誉賞に。映画祭の名物ディレクターにインタビュー。 2022-02-18 舞台・映画 0 「君はヴズールを見たかった、そして僕らはヴズールを見た」。パリから東南方向へ電車で3時間半。フランシュ=コンテ地域圏のヴズールは、ジャック・ブレルがアコーディオンとの掛け合いで情熱的に歌った彼の代表曲の名前でもある。 この町で1995年以来、毎年2月にFICAこと「ヴズール国際ア [...]
『Petite Solange 』シンプルなドラマの勇敢な試み 2022-02-02 舞台・映画 0映画 映画監督の独立精神や才能を奨励するジャン・ヴィゴ賞。1951年の創立以降、ゴダール、ピアラ、ガレル、近年はアルベール・セラやマチュー・アマルリックらが受賞してきた。2021年は10月に授賞式が催され、アレクシ・ラポールの『Petite Solange』が受賞。本作は8月のロカル [...]
モリエール 生誕四〇〇年。 2022-01-14 舞台・映画 0特集記事 400年前の1月15日、ジャン=バティスト・ポクランはパリのサントゥスタッシュ教会で洗礼を受けた。後にモリエールと名乗り、俳優・劇作家・演出家・劇団長としてフランス古典喜劇を確立した奇才の誕生である。18世紀以降、フランス語が「モリエールの言語」と呼ばれるようになるほど、この喜 [...]
第12回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル 〜進化を止めないフランス映画をオンラインで 2022-01-12 舞台・映画 0映画#RestezChezVous オンライン映画祭の先駆け「マイ・フレンチフィルム・フェスティバル」 世界中から旬のフランス映画にアクセスできる、MyFrenchFilmFestival。12回目の今年は2022年1月14日から2月14日まで1ヶ月間開催される。ユニフランス*代表のダニエラ・エストナーは、「こ [...]
オドレイ・ディワンの年だった。ベネチア映画祭金獅子賞受賞作『L’Evénement』公開。 2021-11-23 舞台・映画 0映画 今年はオドレイ・ディワンの年だった。彼女はポン・ジュノが審査委員長を務めた9月のベネチア映画祭で、長編第二作目の『L’Evénement(仮題 : ハプニング)』が金獅子賞を受賞した気鋭の監督。フランスの女性監督が世界三大映画祭で最高賞を獲得するのは、7月のカンヌ映 [...]
MCJP-2022年寅さんイヤーに先駆け、C・ルブランによる講演会『山田洋次の見た日本』。 2021-11-15 舞台・映画イベント 0パリ15区 パリ日本文化会館では2022年「Un an avec Tora-san (ワン・イヤー・ウィズ 寅さん)」と題して、1969年から製作と公開が始まった山田洋次監督の『男はつらいよ』、寅さんシリーズ全50作が上映されます。 それに先駆けて、今週土曜日(11/20)は、「男はつらい [...]
MK2 Junior こども名画上映会 ー 今週末は『メアリー・ポピンズ』。 2021-11-04 舞台・映画 0こども向け トゥッサンのバカンスも、もうすぐ終わり。この週末は、こどもの記憶のなかに一生残りそうな、私たちも観て育った名作を観にでかけませんか?『メアリー・ポピンズ』今週末の予約は、こちらのページから。 このバカンスが終わっても、MK2は以下のプログラムで上映を継続(5歳以上むき)。11月3 [...]
太陽劇団の新しい演目は佐渡?「L’île d’Or」 2021-10-31 舞台・映画 0 11月3日から アリアーヌ・ムヌーシュキン率いる太陽劇団の新しい舞台が11月3日に開幕‼︎ 内容は秘密にされたままだが、ヒントは『金夢島』と書かれたポスター。1436年に世阿弥が小謡(こうたい)集『金島書』 を著した佐渡島を想起させるが、ムヌーシュキンは2019年、思想・芸術部 [...]