SNCF改革 – 赤字体質に大きなメスが入るか? 2018-03-22 ニュース 0 フィリップ首相は2月26日、仏国鉄(SNCF)改革に関する政府方針を発表するとともに、改革をオルドナンス(政令)によって行うとした。「国鉄職員」という資格の廃止に強く反発する労組は改革が国鉄の民営化につながるなどとして、強硬な抗議姿勢を打ち出している。 政府の諮問でスピネッタ元エ [...]
「暗黒の木曜日」?交通網ストライキ情報 2018-03-21 フランスの出来事 0 3月22日、交通機関のスト情報 3月22日は、フランス国鉄 (SNCF)職員に加えて、公務員の9労組のうち7労組がストを表明。役場、学校、病院、医療付き老人ホーム、裁判所、託児所などが活動を停止または縮小する可能性がある。パリのメトロやバスは「ほぼ通常どおり」の運行。いっぽうデ [...]
よむたび。〈6〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2018-03-21 本 0 『 雷雨にさらされて(仮題) 』L’oragé 著 ドゥナ・ルー / Mercure de France社 マダガスカル、ふたりの詩人。 「エステール、君はマダガスカル語の詩について語ることができると思うのかい?そんなものは本来存在しないんだ、それは底の [...]
Pillivuytの白磁 2018-03-19 MADE IN FRANCE 0連載コラム フランスの磁器といえば、王立製陶所だったセーヴルやリモージュの磁器を思い浮かべる人が多いだろう。それほど有名ではないが、仏中部のベリー地方も19世紀半ばから磁器産業が盛んで、メアン・シュル・イエーヴル (以下メアン)では1818年創業のピリヴイッツ社が磁器を作り続けている。ホテ [...]
国際農業見本市 2018-03-19 数字でみるフランス 0 3月4日、9日間にわたってパリで開催された第55回国際農業見本市が幕を閉じた。テロなどの影響で2016年、17年と入場者数は61万人台で低迷していたが、今年は5万人増の67万人以上の大盛況。 [...]
「何に復讐するのですか? 」 2018-03-19 発言から知るフランス 0 「 何に復讐するのですか? ジョナタンはもう十分に苦しんでいるのですから。さらに苦しませてもしょうがない。私たちの心をさいなんでいるのは悲しみです」 846号のこの欄で、アレクシア・ダヴァルさん殺害事件の容疑者として、夫のジョナタン・ダヴァルさんが1月29日に逮捕され、その後自 [...]
ラウル・ハウスマン『動くまなざし』 2018-03-16 アート展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 ベルリン・ダダの創始者の一人、ラウル・ハウスマン(1886-1971)は造形、写真、舞踏、著作をこなした総合芸術家だ。本展は写真展だが、最初の部屋はダダ時代にフォーカスしており、2月に終わったオランジュリー美術館の「ダダ・アフリカ」展の続編のような感がある。 [...]
公益奉仕労働推進へ 2018-03-16 フランスの出来事 0 3/6 マクロン大統領は、刑務所の過密状態を解消するための刑法改正方針を打ち出した。共和国前進のディディエ・パリ議員らの報告書を受けたもの。 6ヵ月以下の禁固刑は収監せずに代替刑とする。その1つである公益奉仕労働刑は現在、刑罰全体の6%だが、禁固1年以下の受刑者まで適用できるよ [...]
エアバス、3700雇用削減 2018-03-16 フランスの出来事 0 3/7 欧州航空宇宙企業エアバス社は仏国内470、欧州全体で3700の雇用を削減すると発表した。解雇はない。2017年に29憶ユーロの利益を計上したものの、スーパージャンボ機A380の販売不振や、戦術輸送機A400Mの技術的問題で80憶ユーロの追加投資が必要になった上、納入が遅れ [...]
放射性廃棄物貯蔵に抗議 2018-03-16 フランスの出来事 0 3/3 高レベル放射性廃棄物貯蔵所建設予定地であるムーズ県ビュールで、約300人が建設反対デモを行った。建設予定地の森に入ろうとしたデモ隊を500人の憲兵が催涙ガスなどで阻止した。この森林地帯220haは放射性廃棄物管理公社(ANDRA)が地元自治体から買収し、貯蔵所建設を予定し [...]