身体の傷跡は大地の傷跡…。 « Sophie Ristelhueber » 2009-01-30 アート 0 同じ美術館で同時開催のロバート・フランク展を見に行って出会った、掘り出しものの展覧会だ。 ソフィー・リステルユベールは、1949年パリ生まれ。ソルボンヌで文学を専攻した後ジャーナリストになり、1980年代から写真の仕事を始めた。彼女のテーマのひとつは傷跡だ。それは戦争の傷跡であ [...]
7 Reece Mews F.Bacon’s Studio 2008-12-01 本 0 ロンドンから帰ってきた友人が「テイト・ブリテンのフランシス・ベーコン展(来年の1月4日迄)は、代表作が揃っていて圧倒的だった」と言いながらプレゼントしてくれた一冊。タイトルにある〈7 Reece Mews〉はベーコンのアトリエがあったところ。狭い階段を昇った2階にアトリエがあっ [...]
★★★ Claire Diterzi 2008-12-01 シャンソン 0 クレール・ディテルジは、ちょっとおばさま風でクール・ビューティ。カミーユと同様、前衛的なパフォーマンスで音楽とアートの一体化を目指す新感覚派の自作自演歌手。アルベールヴィル冬期オリンピックの開会・閉会式の演出で世界中の賞賛を浴びたフィリップ・ドゥクフレの芝居『Irys』の音楽を [...]
児童書の歴史 2008-11-17 本 0こども向け 読書好きな娘が、『Babar, Harry Potter & Cie』展のポスターを見て「行こう!」と言い出した。11に分けられた小部屋には、17世紀半ばから今日までに編さんされた児童書が展示されている。さらに中央のコーナーでは、かつての子供、そして現代の子供たちに馴染 [...]
Franquin « Idees noires:L’Integrale » 2008-10-31 本 0 エルジェやエドガール・P.ジャコブと並んでベルギーを代表する漫画家フランカンが亡くなってもう11年。エルジェが描くタンタンは、どこか早く大人になりすぎたような、きまじめさと余裕のなさが鼻についたりすることもあるが、フランカンの描くスピルーやファンタジオはいつまでたっても少年のよ [...]
ピカソにはエロチシズム。 « Picasso/Manet : Le dejeuner sur l’herbe » 2008-10-31 アート 0 グランパレ、ルーヴル、オルセーの3カ所で開催されているピカソ展の中で、一番刺激的だったのが、この展覧会だ。ピカソは西洋絵画の巨匠たちの作品を自分流に壊し、再構築する試みを何度も行った。オルセーで展示されているのは、マネの「草の上の昼食」を下敷きにしてピカソが1954年から196 [...]
★★★ Yvon Chateignier 2008-10-31 シャンソン 0 ジジ・ジャンメールやグロリア・ラッソ、ジャンヌ・マスなど懐メロ専門のCDやコンサートをプロデユースするイヴォン・シャテニエは、エチエンヌ・ダオに似た甘いルックスで2年前から歌手としても活躍 。先月リリースされた2枚目のCD『L’amore L’amore [...]
Willem « Coeur de chien »/Julie Doucet « Monkey and the Living Dead » 2008-10-01 本 0 コミックス作家のダヴィッド・B、スタニスラス、マット・コンチュールなどが1990年に設立した〈L’Association〉は、オルタナティブなコミックス作家の作品を紹介し続けてきた、BDファンにはうれしい出版社。バカンス前に紹介したジョアン・スファールなどもその一人 [...]
フレッドの精緻な鉛筆画、セシルの独自の審美眼。 « Fred Deux-Cecile Reims » 2008-10-01 アート 0 本格的な美術展がまだ始まっていないパリで、一番おすすめの展覧会がこれ。半世紀にわたって仕事も生活も共にしている素描家の夫と版画家の妻の回顧展だ。モンマルトルの美術館とマレ地区の画廊で同時開催されている。 パリ郊外の貧しい労働者家庭に生まれたフレッド・ドゥ(1924-)は、幼いこ [...]
★★★ Histoire de Melody Nelson 2008-10-01 シャンソン 0 セルジュ・ゲンズブールが、1970年にロンドンで数カ月をかけて作り上げたアルバム『メロディー・ネルソンの歴史』は、ロックバンドとオーケストラ、コーラスが絡みあう実験的な音作りのみごとな交響詩だった。その前衛的サウンドの管弦楽法とアレンジを担当した名アレンジャーのジャン=クロード [...]