シモーヌ・フェルパン「折」の世界。 2017-12-05 アート展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 彫刻のように見えるが、ひたすら木綿の布を折ってピンでとめていったテキスタイルアート。シモーヌ・フェルパンは、2015年にアトリエ・ダール・ド・フランス(仏工芸家組合)のクリエーター賞を受賞した、独学の実力派。 [...]
ポンピドゥー・メッス「ジャパノラマ 」1970年以降の日本のアート 2017-12-04 アート展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 アートを通して透けて見える日本社会 2018年7月から2019年2月まで、日仏友好160年を記念し、「ジャポニズム2018」と銘打った日本についての催しが目白押しだ。その前哨戦として、ポンピドゥーセンター・メッスが日本について2つの展覧会を開いている。9月には、戦後の日本 [...]
Concerts du Dimanche Matin12月、日曜朝のコンサート。 2017-12-02 音楽 0 12月3日、10日、17日。 3日は、ピアノのヴァンサン・コックなどからなる、今年で結成30年のトリオ・ワンダラー。シューベルトの第1番とドヴォルザーク第4番『ドゥムキー』を演奏。シューベルトのアンダンテは、シューマンが「生きることの一切の不幸が、魔法にかかったように消えていく」 [...]
“Mammifères” Miossec港町ブレストの男の歌声 2017-11-22 音楽 0 ミオセックは、1964年、フランス最西端フィニステール県の港町ブレストに生まれた。95年に出たファーストアルバム『Boire』で、ドミニック・Aと並んで 「シャンソンのヌーヴェル・ヴァーグ」と騒がれてから20年がたった。昨年秋には、10枚目の『Mammifères』、今年になって [...]
CD : Fishbach “A ta merci” 2017-11-21 音楽 0 「On me nomme la mort On me dit tu…」。カトリーヌ・ランジェ(リタ・ミツコ)かな?とテレビの前に行くと、若く細身の女が身をくねらせ歌っている。リズムのノリも抜群だが、その声!柔らかいメゾソプラノが雲がかかったようにかすれている。さっそくファーストア [...]
よむたび。〈2〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2017-11-20 本 0 『影の消えるまで』 著 ルイ=フィリップ・ダランベール/Sabine Wespieser 社 ハイチとユダヤ人。 1937年、ハイチ共和国は、ナチズムが席巻するヨーロッパから逃れて来たユダヤの人々に無条件でパスポートとビザを発行する決断をした。これは、同国の大 [...]
R・ロマネッリ、日本の歌手とバルバラへのトリビュート公演。 2017-11-19 音楽コンサート 0 バルバラが亡くなって今年で20年。アニバーサリー年とあって、俳優マチュー・アマルリックがジャンヌ・バリバールをバルバラ役に『Barbara』カンヌ映画祭に出品したり、フィルハーモニーでも大回顧展が来年1月28日まで開催されている。クラシック界の若手ピアニスト、アレクサンドル・タ [...]
コレクター、モネのお家事情。 2017-11-17 アート 0 Monet Collectionneur 自分のメセナ、エルネスト・オシュデの妻アリスとオシュデの死後に子連れ結婚、画家としても成功し、幸せに暮らしたモネ…。けれども、双方に連れ子があり、家族のいざこざはなかったのかとずっと思っていたが、やはりあった。本展は、作品を通してモ [...]
Gauguin l’alchimiste 錬金術師 ゴーギャン 2017-11-02 パリで遊ぶアート展覧会イベント情報 0 ゴーギャンってこんな人だったのか、と彼の芸域の広さとそれを可能にした技量を見せつけられた。これまで見てきた展覧会では、絵が主役で、彫刻や陶芸はオマケだった。それが、本展では陶芸家ゴーギャン、彫刻家ゴーギャンが、画家ゴーギャンと肩を並べている。作家ゴーギャン、版画家ゴーギャンもいる [...]
一番注目の若手トランペッターAmbrose Akinmusire 2017-11-01 音楽 0 11月6日(月) まれにみるテクニック、その力強さとあたたかさを併せ持ったサウンドで、若手のトランペッターの中でも一番注目されているのが、今年35歳のアンブローズ・アキンムシーレだろう。ハンコックやジョシュア・レッドマンなどと共演しながら腕を磨きつつ、彼ならではの音楽を探る姿勢 [...]