パリのとっておきビストロ・レストラン

Chez Casimir、Le Baratin、L'Ourcineなど、オヴニーのスタッフが出かけていく店も何軒か登場してくる 「料理人が選んだ」と副題にあるように、著者はパリの高級レストランで修業をつんだ後、現在湘南で料理教室を主宰している小川奈々さん。それだけに各レストランのシェフたちのこだわり具合を見抜い...

マンシェットとタルディとの出会い

●Manchette-Tardi "La Position du tireur couché" アメリカのハードボイルド小説の影響を受けながらフランスで生まれたロマン・ノワール。ジャン=パトリック・マンシェット(1995年52歳で死亡)は、70年代初めに登場し、この分野を一新した。極左の立場を貫きながら、...

Stephane Hessel 『Indignez-vous!』が超ベストセラーに。

 昨年10月22日に出版されたステファン・エッセル著『Indignez-vous!  怒りなさい』が100万部を超える売れ行き。本文20ページ足らずの小冊子(3€)で、昨年ゴンクール賞を受賞したミシェル・ウエルベックの『La Carte et le Territoire』の45万部をはるかに追い抜いて、ノエル用のプレゼ...

マンシェットとタルディとの出会い

Manchette-Tardi "La Position du tireur couché" アメリカのハードボイルド小説の影響を受けながらフランスで生まれたロマン・ノワール。ジャン=パトリック・マンシェット(1995年52歳で死亡)は、70年代初めに登場し、この分野を一新した。極左の立場を貫きながら、パリやパ...

ロバート・クラム 旧約聖書の『創世記』

●Robert Crumb "La Genèse" 『フリッツ・ザ・キャット』や『ミスター・ナチュラル』の生みの親、ジョプリンの『チープスリル』のジャケットでも知られるロバート・クラム(66)。彼が描く女たちの、超ミニスカートからはみ出る太ももが放つ過激な性の匂いに酔ったのはボクだけではないだろう。199...

他を寄せつけない政治風刺漫画

Les Requins Marteaux発行。7.5€。●Willem "Casse toi pauvre con!" しばらく前に、ヴィレムの反骨精神溢れるナンセンスBD『Cœur de chien(イヌの心臓)』を紹介したが、彼は政治風刺漫画でも他を寄せつけない。地域圏議会選挙も近づいてきたこ...
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HOMMAGE A MARCEL GIUGLARIS — 故マルセル・ジュグラリスさんに捧ぐ

「心は日本人」  マルセル・ジュグラリスさんの数多い思い出の中でまっさきに思い出すのは1973年1月にベトナム和平協定が調印される直前に、まだサイゴンといっていた町の外人記者用のプレスセンターがあったコンチネンタル・ホテルの前でばったり出会った時のことだ。サイゴンの空港には入国を拒否する「好ましくない人物」のブラック...

20万部を売った写真集

●Izis, Paris de rêve パりを撮り続けた写真家というと、ドワノーが真っ先に頭に浮かぶだろう。生まれがよかったせいもあるけれど臆せず人々の間に入り込み、そのノリで彼らの生き生きとした表情を正面から切り撮ったドワノーの写真は、一つの物語。 それに引き換え、リトアニアからの移民として苦しい生活を...

バンド・デシネ:フロランス・セスタックの新作

●Florence Cestac "Je voudrais me suicider mais j'ai pas le temps" ロバート・クラムの新作『創世記』を買いにいったら売り切れ。がっかりしていたら目に飛び込んできたのがフロランス・セスタックの新作だ。彼女は「Les Déblok  デ...

ポルトガルのコミック;Le plus Mauvais Groupe du monde

 ポルトガルのコミック作家、ホセ・カルロス・フェルナンデスの作品が初めて仏訳されて陽の目を見た。 セピア色の町は、ポルトガルでもどこでもない。住んでいる人の名前から判断すると東欧の町らしいが、時間や地理の軸から落っこちてしまったようだ。人の影がなく、思い出の品を捨てるためのポストや、自分の夢を投ずるユートピアのポストや...
 

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