シャンソン

詩人歌手の不屈の精神

 アラン・ルプレストは、この最後のアルバム»Symphonique« で、長年の夢だったオーケストラをバックに歌うことを実現させたが、アルバム制作中に自ら命を絶ってしまった。このCDは、死の直前までに録音された彼自身の歌が7曲、クリストフら歌手仲間による彼のカバー曲6曲収録。旧友で歌手...

新世代歌手による本格的なルプレスト集

»C'est peut-être ...Leprest» は、昨年に続いて、新人歌手のヤン・ドニの故アラン・ルプレストへのオマージュ。バタクランでのルプレストとゲスト歌手たちが歌い評判になった«Chez Leprest« のような学芸会に似たお祭り騒ぎと異なり...

寓話のようなアルバム

 3年前、ジャック・タチに捧げる 自作のCDが評判だった、アコーデオン奏者ミシェル・グラスコの新アルバム『Bagatelle』。前作同様、クラシックアコーデオンならではのエレガンスで繊細な音の響きを聴くことができる。   クラシックバレーの舞台をイメージに創られた、寓話のようなこのアルバムは、ページをめくるごとに翼の生...

唯一無二の独創性

パリ在住のダンサー・女優・脚本・演出家の毬和恵(まり・かずえ)の、2年間続いた『De Tokyo à Barbara』は、近年、まれな良質なコンサートとして、唯一無二の独創性がバルバラ関係者やファンの間で高い評価を受けた。 今秋から始まる新バルバラ集『Les Petits cailloux de Barbara 』で...

往年のシャンソン歌手

 往年のシャンソン歌手レオ・マルジャンヌは、8月26日に101歳の誕生日を迎える。この1年間、20歳も若く見える彼女の元気な姿がTVのニュースで度々報道されていた。 彼女が創唱した『Seul ce soir  今宵ただひとり』は、第2次世界大戦中、ナチス占領下のパリでラジオから毎日のように流れていた感傷的な歌...

『一台の黒いピアノ…/ バルバラ 未完の回想』

 現代シャンソンの最も重要な創造者の一人、バルバラの没後15年。本書は5月に日本で発売され、歌う女、ピアノの女、恋する女をまっとうした彼女の生きざまに共鳴するファンのみならず多くの読者の間でも大きな話題になっている。 バルバラについては、長い間、音楽専門家や批評家たちの間で誤った憶測が飛び交い、ファンは翻弄され続けた。...

大人のシャンソン集

 シモーヌ・タシモは、ジャーナリスト出身で50歳を過ぎてから歌手に転向。4年前には、ゲンズブール集『GAINSBLUES』をリリースして、YOU TUBEでは、彼を真似てライターの火でユーロ札を燃やすシーンが話題に。ブリジット・フォンテーヌに負けないスノビズムと過激さが彼女の特徴だ。新旧さまざまな『夜の歌 Chanso...

90年代におけるフレンチ・ポップスの立役者

 今年の Victoires de la musique (仏音楽大賞)で最優秀男性歌手賞を受賞した自作自演歌手のドミニク・アは、カトリーヌやミオセックなどともに90年代におけるフレンチ・ポップスの立役者として活躍し、また、女優兼歌手のジャンヌ・バリバールやヤン・ティエルゼン、フランソワーズ・ブルーなど多くの歌手仲間と...

バンジャマン・ビオレ

 バンジャマン・ビオレは、今日、フレンチ・ポップス界で最も人気のある自作自演歌手兼音楽プロデューサーで、最近は俳優としても活躍。若いときのゲンズブールに似た、ニヒルでダンディーな感じが女性に人気があり、雑誌のグラビアの写真や広告にも登場する仏版小室哲哉のような存在だ。日本でも知られる歌手のコラリー・クレモンは実の妹。女...

パトリシア・カースの新作『KAAS chante PIAF』

 今年はエディット・ピアフ没後50周年。昨年末にでたパトリシア・カースの新作『KAAS chante PIAF』は、英国のロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、久々に話題のアルバムに。 盲目の女の恋を歌ったムスタキの『あなたはきれいね、分かってるでしょう』ほか、『あの太陽と一緒に』、『あなたに首ったけ』など、日本...
 

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