フランス映画を英字幕で見る。「Lost in Frenchlation」 2024-09-19 舞台・映画社会ラボ 0 ジュスティーヌ・トリエ監督の『落下の解剖学』(2023年カンヌ映画祭パルムドール受賞)を公開数ヵ月後にパリ6区の映画館で見た。ほぼ満席で、開始前にあちこちから英語が聞こえる。始まった映画には英語字幕がついていた。仏映画を英語字幕で見る活動を続けるグループ「Lost in Fre [...]
ムッターショルツ : アルザス地方、もうひとつのエコロジー最先端の村。 2022-09-20 社会ラボ 0エコロジー Muttersholtz アルザスには、前回紹介したウンゲルシャイムに負けず劣らずエコロジーの最先端をいく村がある。人口2200人のムッターショルツ(バ・ラン県)だ。セレスタの北7キロメートルに位置し、ライン川とイル川に挟まれた水資源の豊かな地帯にある。 緑の党のパトリック・ [...]
エコロジー最先端 : アルザスのウンゲルシャイム村。 2022-08-10 社会ラボ 0 エネルギーを自給し、給食は100%オーガニック。 ジャーナリスト、マリー=モニク・ロバンのドキュメンタリー映画『Qu’est-ce qu’on attend ?(何を待つのか)』(2016)で紹介されたアルザスのウンゲルシャイム(オ・ラン県)は、ミュール [...]
パリと近郊で広がる「宮脇方式」のミニ森林 2022-04-20 社会ラボ 0 生態学者、宮脇昭氏が提唱した植林の「宮脇方式」がフランスで広がりつつある。その地に自生する木を数種類び、樹齢2〜3年の木を狭い間隔で植え、3年ほど手入れした後は自然に任せる。数年後にミニ森林になると、生物多様性を高め、大気を浄化するなどのメリットが謳われている。フランスでは「ブ [...]
Naturinoir |公衆トイレの排出物で農業用肥料を作る 2020-09-08 社会ラボ 0 かつて日本の農村には、畑の中にツボを埋め、そこに人糞を貯めて発酵させ、肥料に使う習慣があった。野良仕事の時のトイレの役目も果たしていたが、化学肥料の普及で姿を消した。その原理が今、フランスで注目を集めている。 パリ市は2018年にサンルイ島などに、ナントのスタートアップが作っ [...]
kelbongoo – 地産地消で農家と家計を支援。 2020-08-31 食材社会ラボ 0パリ10区 新型コロナの外出禁止期間中、スーパーの野菜果物の値段が10%から25%値上がりした。高い野菜はイヤ、店の外で並ぶのもイヤ、店内で感染の危険にさらされるのもイヤな消費者が向かったのは、地元産を安く予約販売する地産地消システムだった。 その一つ、「ケルボングー」は、インターネッ [...]
Nature Urbaine|パリに登場、欧州最大の屋上農園。 2020-07-12 社会ラボ 0 パリのポルト·ド·ヴェルサイユ見本市会場の屋上に、4500平米の農園ができた。2020年には1万4000平米に拡大され、欧州最大の屋上農園になる。 パリ市のコンペで選ばれた「都市の中の自然 Nature Urbaine」が運営している。屋上で空中栽培や水耕栽培をする会社と都市農 [...]
アートで感謝を表す市民参加プロジェクト 2020-05-06 社会ラボ 0 2019年1月12日、パリ9区のトレヴィーズ通りで起きたガス爆発は、死者4人、負傷者66人の大惨事になった。人が入れないよう建物の前に設置された壁を、連帯の気持ちを表す「ensemble(一緒に)」の文字で埋め尽くしたのはストリート・アーティスト、アルテュール・シモニさんだ。黒 [...]
AMAP – 大変な時こそ、地元の農家支援を続けたい。 2020-04-08 社会ラボ 0 新型コロナウィルス対策のための外出規制で、地元の生産者から直接農作物を受け取って会員に配布するNPO「アマップAMAP(農家支援アソシエーション)」は困ってしまった。農作物は生活必需品だが、配布所は店ではないし、配るのも会員だ。配布所に使う多くの建物が閉鎖されている。 パリ地方 [...]
Nous anti-gaspi | 廃棄処分を減らすための食品店 2020-03-09 社会ラボ 0 2016年に食品無駄防止法ができてから、スーパーは賞味期限内で売れ残りそうなものを慈善団体に寄付することが義務付けられた。その効果が出つつあるなか、ワケあり商品を市価の3割引で売る食品店「Nous anti-gaspi 我ら、無駄をなくす」がブルターニュを中心に広がっている。 パ [...]