乾燥モリーユ茸を使って豪華な前菜。 2008-02-01 野菜料理 0 Morilles aux epinards 昨年のクリスマスにも仲のいい友だちがやって来てくれた。レストラン〈ラ・リベルテ〉のシェフ、フランソワ特製のフォワグラの後、モリーユ茸とホウレンソウをクリームソースでまとめた一品を出したら大いに受けた。数年前に、料理上手のフランスさんの作 [...]
干しグリーンピースのスープは冬らしい。 2008-01-15 野菜料理 0 Soupe aux pois casses 穀物やスパイスを売っている店graineterieやスーパーで、pois cassésと呼ばれる干したエンドウ豆(まだ未熟なうちに摘まれたものがグリーンピース)が売られている。大きく育てた豆の皮をむいて干したもので、どれも二つに割れてい [...]
エイのテリーヌを、ノエルのごちそうに。 2007-12-15 魚料理 0 Terrine de raie エイのヒレのテリーヌ、赤ピーマンも入れたりして彩りよく仕上げれば、ノエルのごちそうにもなるだろう。 まず赤ピーマンを用意する。といっても、オーブンの上火などでこんがり表面を焦がすだけ。10分ほど新聞紙にくるんでおくと面白いように皮がむける。これを2 [...]
ラザニアをふーふーいいながら食べる幸せ! 2007-12-01 肉料理 0 Lasagnes à la bolognaise ラザニアは、子供、大人のわけ隔てなく、みんなの顔がほころぶ人気料理。作り方も慣れてしまえば、ちっとも難しくない。 まずミートソースを用意する。フライパンにオリーブ油をとり、みじんに切ったタマネギを炒め、透き通ってきたら挽き肉を入れ [...]
マスタードを塗ってウサギを丸ごと焼いてみた。 2007-11-15 肉料理 0 Lapin entier a la moutarde 秋が深まってくると、ウサギにも脂がのっておいしくなってくる。肉屋さんに切り分けてもらって持ち帰り、白ワインで煮たり、秋の茸と組み合わせて狩人風にしたり、あるいはオリーブ油で炒めてからトマトなどとソテーして南仏風にしたりと、さま [...]
ホタテ貝にアンディーブのほのかな苦さが合う。 2007-11-01 魚料理 0 Saint-Jacques aux endives 10月半ばにホタテ貝の捕獲が解禁になると、魚屋にしっかり殻を閉ざしたホタテ貝が並び、ボクは、その前を通るたびに落ち着かなくなってしまう。活きがよかったら、貝柱を三つか四つかに薄切りにして、レモンを軽く搾りかけて、塩の華を少々振っ [...]
エジプト豆の粉を使ったインド風揚げもの。 2007-10-15 野菜料理 0 Pakora aux légumes パリのインドレストランで、前菜としてとることが多いのがパコラという野菜の天ぷら。衣には小麦粉ではなく、エジプト豆(ひよこ豆)pois chicheを挽いた粉を使っている。それにクミンパウダーや赤唐辛子粉などで風味をつける。パリ9区のパッサージ [...]
テレビで見た砂糖のタルトを再現。うま~い! 2007-10-01 デザート 0 Tarte au sucre NHKの「きょうの料理」にはじまり、とにかく料理番組を見るのが大好きだった。フランスに来てからも、France 3の〈Bon appétit bien sûr〉は、時間の都合さえつけば欠かさず見ている。さらに好きなのは、各地方や各国を回ったドキュメン [...]
近海ものの新鮮なマグロでタルタルを作った。 2007-09-15 魚料理 0 Tartare de thon aux herbes 今年の夏もブルターニュ地方のウエサン島に滞在。その島のスーパーのウインドーに「港に寄港するマグロ漁船で明日19時よりマグロ直売。キロ7ユーロ」という張り紙。翌日、自転車で30分の港へ。まだ19時まで30分あるというのに、思った [...]
暑い日には、なんといってもガスパチョ。 2007-08-01 野菜料理 0 Gaspacho 灼熱というコトバがぴったりの、スペイン、アンダルシア地方の夏。そんな土地で、太陽をたっぷり浴びて熟したトマトやピーマンを使った、ひんやり冷たいスープ、ガスパチョが生まれたのは、当然といえば当然。そこに入る野菜は、トマト、赤ピーマン、キュウリと決まっているけれど、 [...]