IMAGES POUR UN PALAIS IMAGINAIRE 1998-01-15 アート 0 43才で理想宮を建てる決意をした郵便配達人シュヴァル(1836-1924)を描いた芝居の公演に絡めて、写真やフィルム(Claude&Clovis PREVOST作) などで、彼の夢の城を追う展覧会が同時に開催されている。 拾った石ころとセメントで、仕事のかたわらたった一人で城を [...]
想像のエクトメートル:LEE UFAN EMIL SCHMACHER 1997-12-15 アート 0 余白における予兆/満ちたりたもの 60年代末の「もの派」と呼ばれる美術運動の理論的先導者だった李禹煥の近作絵画と、過去から今日までの彫刻作品の展覧、ドイツの50 – 60年代の抽象表現主義の大家といわれるエミール・シュマッハーの絵画という二人展である。なぜこの二人が [...]
想像のエクトメートル:Gilbert & George 1997-11-15 アート 0 イメージのラディカリズム プロッシュ・ギルバート(43年生れ) とパサモア・ジョージ(42年生れ)が一人のアーティストとして二人三脚の活動を始めるのは68年から。その30周年を記念してフランスでの初の大回顧展である。 英国紳士的? 大衆的? 表現、強烈な色彩とステンドグラスの [...]
想像のエクトメートル: KAWAMATA Tadashi 1997-10-15 アート 0 空間に穿かれたパッサージュ フェスティバル・ドートンヌに招かれて、サン・ルイ・ド・ラ・サルペトリエール礼拝堂に仕掛けた今回の川俣正の構造体は、木造の巨大な伽藍のようである。教会の中で礼拝のときに座る椅子を数えきれぬほど積み重ね、円形の塔と通路のように仮設されている。 彼はフラ [...]
想像のエクトメートル : 4e BIENNALE DE LYON 1997-09-15 アート 0 「他者」その未知なるもの 今年で4回目を迎えるリヨン現代美術ビエンナーレは、フルクサスやボイスの熱烈な擁護者として知られるハロルド・ゼーマンをコミッショナーに起用した。そしてテーマは、「L’AUTRE 他者」である。この言葉には様々な解釈がありうるだろう。人間の他者、 [...]