ジョルジュ・サンドの食卓から 2 2012-03-07 ノルマンディーの作家と食 他 0 ジョルジュ・サンドは約45年にわたる作家生活の中、100作に及ぶ作品を残している。その初期、「感傷的ロマン主義」といわれる時代を代表するのが『モープラ』(1837年)だ。野蛮な盗賊モープラ一家に生まれた少年の成長を追うこの物語は、ミステリー小説のようでもあり、フランス革命前夜を [...]
「露店の野菜売りは元娼婦…」 2012-03-03 ノルマンディーの作家と食 他 0 25年前くらいになるかな、常連だという友人と〈L’Impasse〉に初めて出かけた時、主人がいろいろ面白い話を聞かせてくれた。彼のお父さんは、市から依頼されて、サンタントワーヌ通りで野菜や果物を売っている露天商の荷車を一括して貸す仕事もやっていたという。1975年から [...]
ミニアチュール(細密画)展 2012-03-02 イベント・文化情報 0 3〜6世紀に東ローマ帝国に発した細密画は欧州で聖典や詩編、中世時代には騎士道小説を表す写本彩色画へと発展し、15世紀後半フランドルで最高潮に。ブルゴーニュ公フィリップ善良公やシャルル突進公らはこの分野のメセナとなりミニアチュール芸術を広めた。 6月10日迄(月休)。 ミッテラン [...]
BDに見るストリンドベリ像 2012-03-01 イベント・文化情報 0 19世紀スウェーデンの代表作家アウグスト・ストリンドベリ(1849-1912)死後100周年。明治以降、社会主義、神秘主義、自然主義小説・戯曲が森鴎外や上田敏、有島武郎らによって訳された。『父』『債鬼』『死の舞踏』…と女性憎悪が夫婦間「地獄絵図」に。3度結婚と悲惨な [...]
見本市・フリーマーケット 2012-02-29 イベント・文化情報 0 〈骨董・ハム全国フェア〉 3/8-18 : Ile des Impressionnistes RER-A1: Chatou-Croissy 〈Vivre autrement [...]
コンシェルジュリーに〈Bêtes Off〉 2012-02-29 イベント・文化情報 0 革命期、ギロチンに送られる前、マリー・アントワネットも拘禁されたコンシェルジュリーは堅ろうな石のろう獄跡。広大な内部に現代アートが多種の動物を再現するインスタレーション。板でできたクジラ、木片がつくるシカなど野生動物をどこまでオブジェ化できるか。 8.5€/6 [...]
バレンタインデーの愛の言葉をひろってみました。 2012-02-28 Profil / Media:話題の人 0 バレンタインデーにはポン・デザールの愛の錠前が増える。 2月14日のバレンタインデーに、毎年恒例のごとく、リベラシオン紙に数ページにわたって愛のメッセージが掲載される。不況だからこそか、愛の告白はますます熱くなるばかり。こちらまで赤面しそうだが、フランス語のレッスンも兼ねて一部 [...]
見本市・フリーマーケット 2012-02-24 イベント・文化情報 0 〈農産物国際見本市〉 2/25-3/4 : Porte de Versailles 15e 〈Vides-grenier フリーマーケット〉 3/4 : Quai de Jemmapes 10e 3/10-11 : Av. de Flandres 19e 3/11 : Place [...]
洋ナシさまざま 2012-02-23 ノルマンディーの作家と食 他 0 ルイ14世がことのほか好んだという洋ナシは、リンゴに負けないほど品種が豊か。バナナやアボカド同様、木になったまま熟したものはうまくない、洋ナシだと果肉がざらついてしまうという。そこで熟す前に収穫し、室温が低めで一定していて、ほの暗いfruitierと呼ばれる倉庫に1カ月かそれ以 [...]
中高生のおこづかいはいくら? 2012-02-21 こども・学校生活 0連載コラム 中高生におこづかいargent de pocheをどれくらいやるべきか、という問題には多くの親が関心を持っているだろう。 わが家では中学生の息子には月10ユーロ、高校生の息子には15ユーロ(+携帯電話に月15ユーロ)渡しているが、次男はお金を遣わない性質なので、請求されないま [...]