
きょう9月8日(月)午後、国民議会(下院)でバイルー首相の信任投票がおこなわれ、不信任364票、信任が194票で信任が否決された。結果を受け、バイルー氏は明朝、大統領に辞表を提出する。マクロン大統領は近日中に新しい首相を任命するとしている。大統領の辞任を求める声もあがっているが、マクロン氏本人は辞任を否定している。
マクロン大統領の任期2期目(2022年-)になってからボルヌ首相、アタル首相、バルニエ首相と交代がつづき、4人目のバイルーも首相辞任という異例の事態となった。1958年に始まった第五共和政で最短は前出バルニエ前首相(2ヵ月と30日)。アタル首相は3番目に短い7ヵ月と27日。バイルー氏は8ヵ月と26日間で4番目の短さと、不安定さを表している。
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