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欧州議会選挙を5月に控え、マクロン大統領はEU28ヵ国の新聞にEU政策についての提案を発表した。
大統領は「EUは危機にあり、改革が急務」と訴えた。テロや移民対策のために仏、独、北欧などが国境を復活させた現状を踏まえ、シェンゲン協定を見直し、移民流入に対処するため加盟国の責任と協力体制を強化するべきとした。
また、EUの自由競争原則を見直し、米中に対抗するためEU製品優先を提案。英を含めた欧州安全保障評議会、偽ニュース対策を含む欧州の民主主義擁護のためのEU機関の創設も提案した。