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ネット新聞メディアパルトが、1月31日、ベナラ、及びクラーズ両被疑者の7月26日の会話録音を公開したことを受け、パリ検察庁属の検事2名と捜査官3名は「プライバシー侵害」「違法盗聴」容疑の予備捜査と称してメディアパルト社を訪れ、ベナラ、クラーズ両氏の録音を押収しようとした。
しかし同社は「報道情報源の保護法」に基づき押収を拒否、押収要求は報道に対する露骨な権力の介入(パリ検察長官は大統領の意向で任命)であると強く抗議した。翌5日に同社は、両被疑者が証拠隠滅計画を話し合う新録音を公表するとともに全6本の録音を一連のベナラ事件を捜査中の予審判事に提出した。