5月5日(土)
高木元輝、佐藤允彦、富樫雅彦らと共に日本のフリージャズシーンをリードしていたトランペッター沖至。1974年からフランスで活動を始め、スティーヴ・レイシー、アーサー・ドイル、加古隆、アラン・シルヴァ、オリヴァー・ジョンソンたちとの共演でパリのジャズ史を刻んだ。その沖が数年前に音頭をとり生まれたのが「Oki Open Space Orchestra (OOSO)」。
インプロビゼーションはトリオくらいが演奏者間のかけひきが一番面白く展開する。人数が多くなるにつれ、ある程度の流れを決めておかないと垂れ流し的になりがちだが、今回のOOSOは11人。年齢も20代から70代と様々、モダンジャズがルーツのトロンボーン、即興一筋のサックスやトランペット、クラシック畑のフルートやクラリネットなどが混じり合う。その上、譜面、リハなし! 他のミュージシャンの演奏に耳を傾けるセンスが命の、ぶっつけ本番、一期一会のコンサート。(真)
5月5日(土)20h30。10€。
Les Temps du Corps
Adresse : 10 rue de L'Echiquier, 75010 ParisTEL : 06.6073.5346
アクセス : M°Strasbourg-Saint-Denis