フランス人講師によるハイク教室開催
世界の子どもたちの秀れた俳句作品を讃える「世界こどもハイクコンテスト」(JAL財団主催)。第15回の今年のお題は、「いきもの」。日本語の作品応募は締め切られてしまったが、フランス語など日本語以外のハイクは、来年の1月15日まで応募することができる。フランス語で句を詠めたらいいな、と思う 15歳以下のお子さん方、フランス語でのハイク教室に参加してみてはどうだろう。
講師はモントリオール在住の俳人、ジャンヌ・パンショさんと、イラストレーターのフランソワ・プーシュさん。パンショさんは、俳句の教室だけではなく、こどもたちを言葉と遊びながら文学の世界へと誘うようなアトリエを、多数行っている。この日子どもたちは、言葉と戯れ、プーシュさんにデッサンの手ほどきを受けながら、フランス語でhaïkuを詠むことの楽しさを感じることだろう。
「世界こどもハイクコンテスト」に賛同し、この教室を開催するのは、カルチエ・ラタンにある小さな書店で出版社でもあるPippaの責任者ブリジット・ペルチエさん。〈旅・子ども・文学〉がテーマの出版社で、俳句や短歌を扱う「Kolan」シリーズもあり(今年4月にOvniで紹介)、フランス人の俳人、マブソン青眼氏や、18世紀の日本の俳人、加賀千代女の 「千代尼句集」なども出版している。
「世界こどもハイクコンテスト」の入選作も、来年6月、この書店で展示されることになっている。
⚫︎日時 : 2017年12月2日(土) 14時~17時
⚫︎場所 : PIPPA 地下アトリエ
(アトリエ参加のお申し込みは、直接PIPPA書店まで Tél:01 46 33 95 81)
http://www.pippa.fr/
⚫︎講師 :
Jeanne Painchaud 俳人、文学アトリエ講師
www.jeannepainchaud.ca/
François Pouch イラストレーター、風刺画家
http://pouch-pouchelon-francois.blogspot.jp/
⚫︎参加 : 15歳以下のお子様12~15名
⚫︎参加費 : 無料
「世界こどもハイクコンテスト」(JAL財団主催)
http://www.jal-foundation.or.jp/contest-e.html