5月21日。きょうは、カンヌ映画祭の常連である黒沢清監督作品『散歩する侵略者』の公式上映がありました。主演の松田龍平さん、長谷川博己さん、黒沢清監督がタキシード姿で登場。松田さんは大島渚監督の『御法度』以来、17年ぶりのカンヌ映画祭参加だそうです。
長谷川さんは、「名前はIROKI ASEGAWAではありません。Hを発音をしてください」と舞台上で挨拶。フランス語通ですね。
宇宙人が地球を侵略するという、かなり荒唐無稽な物語ですが、長谷川さんによると、「SFではなくて、ある種のラブストーリー。宇宙人のフィルムノワールにも見えるし、これって新しい」とのこと。ぜひ、フランスでの劇場公開も期待したいと思います。(瑞)@カンヌ映画祭