サッカー欧州選手権準々決勝で、フランスはギリシャに破れた。試合終了後、「ベストを尽くしたが、ギリシャチームの弱点を見つけることができなかった。今となっては、次のW杯を目標にしなければならない」とMFのロベール・ピレス選手(30)。 1973年10月29日、ランスで生まれる。早くからサッカーに熱中し、19歳の時にメッスのチームで一次リーグデビュー。1996年からフランス代表になり、1998年のW杯では3試合に出場し勝利の喜びを分かち合う。2000年からは英国のアーセナルでMFとして両サイド、センターもこなす幅広いプレーで大活躍。2001-2002年のシーズンでは、スポーツ記者によって英国リーグの最優秀選手に選ばれ、彼のトレードマークだった細く縦一文字のあごひげを真似る若者たちが急増した。2002年のW杯はケガで不出場。 2006年ドイツで行われるW杯に、ジダン、ドサイ、チュラムなどのベテラン選手は引退している可能性が強く、ピレス選手などがチームの大黒柱として、チームを引っぱっていくことになりそうだ。(真) |