インターネットやITニュー・メディアが開発された今、ラジオは20世紀のメディアだった、といえます。とはいえ、ラジオは、まだまだコミュニケーションの有効な手段として存在しています。最近はインターネットを通じて、ラジオは新しい聴取者を開拓しているところです。 10月16日、フランス語圏向けの国営ラジオ局が文化的なウェブサイトを開きました。その目的は、フランス語によるプログラムを紹介することです。そして、このラジオ局を通じてネットユーザーは、世界各地のラジオにアクセスすることができます。「もちろん、ラジオ中心のサイトですが、インターネットのおかげでネットワークの問題や交流の障害を越えることができ、新しい聴取者を得ることができます」とラジオ・フランスのフランソワーズ・ドストさんが説明しています。 今後、たとえばカナダ人がベルギーのRTBF局、あるいはフランスのFrance Culture局の番組を直接聞くことができます。フランス語圏の文化を推進しながら、ラジオ局間の協力関係をさらに強固なものにしています。毎週、フランス語圏の各ラジオ局が共同で番組を作って放送しています。インターネットによってラジオは21世紀のメディアになっています。(クロード) |
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