ルナール作「にんじん」のなかで、主人公の少年が夜、ニワトリ小屋の扉を閉めに行かされる場面で、彼の憂鬱が痛いほどに伝わってきた。 子どもの頃、晩御飯の少し前になると、山椒やナス、トマトなどを暗い裏庭へとりに行かされたからだ。「庭なんてなければいい!」と思ったものだ。 蜘蛛の巣にひっかかる、草が足をくすぐる、それにいちいちドキッとする。 庭には怪物がいっぱいだ。土をほじくればミミズ、石をどければダンゴ虫! 梅、桜はきれいだなー、でも毛虫いっぱい!バラが咲いた、きれいだなー、いい香り! 顔を近付ければギャー、アブラムシがびっしり!・・・。 そんな子供時代のトラウマにピリオドを打って、 優雅に庭仕事にいそしむため、まずは格好から入ることにした。 |
園芸には力がいるもの。 こんなシックな園芸腹巻きで、ギックリ腰防止を。 BHVにて57.78€。 |
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猫のかかし。 糸で植物の間に吊しておく。 目のビー玉が光を反射して、意地悪な動物から守ってくれる。 「当商品をいくつも置き、位置をひんぱんに変えると、効果が増大します」と表記されている。 Territoireにて10€。
親子ペア・ルックだけでなく、家族まるごとお揃いも。 シャツ38.11€。 |
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