テレビとインターネット N° 414 1998-04-15 フランスの新聞はどれもマルチメディアのコラムを持っていますが、テレビにはデジタル革命を扱った番組があまりありません。 民放のTF1と国営のFrance 2は野心的なホームページをオープンしましたが、なぜかインターネットを紹介する番組をまだ持っていません。テレビのニュースには、ナチスのサイトとかペドフィリアのネットワークとか、悪い面についてのルポが多いです。主なテレビ局の中では国営のFrance 3 が、毎週1回マルチメディアとインターネットの解説を放映しています。 ニューテクノロジーに前向きなテレビ局もいくつかあり、インターネットの普及に素早く反応しました。民放のCanal+は”Cyberculture”という番組で新しい道を切り開きました。この番組のプロデューサーは、デジタル革命の重要性と教育的な内容を紹介しようと考えました。Canal+ は、1997年に C: というサイバーワールドについてのチャンネルをオープンしました。 国営のLa Cinquiemeもインターネットについての番組を放送しています。1996年6月以来毎週土曜日に放映されている “Net Plus Ultra” はマルチメディアの番組の中で一番面白いです。9月からFrance 2はインターネットのプログラムを放映する予定ですが、内容はまだ決まっていません。 フランスではインターネットのユーザーがどんどん増えていますから、テレビ局はこの風潮を無視することができないのです。 (クロード) Share on : Recommandé:おすすめ記事 フランスにもいたオモシロ候補。 冬空や青い目玉で五七五! 「人間的な、あまりに人間的な」 ブリュッセルからシャンソンの新風が。 初の依頼人はドンキホーテ? 念願のウィンブルドンで優勝。