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フランソワ・ドリュジ国民議会ヨーロッパ・エコロジー=緑の党(EELV)派議長が、「左に流されている」と党を批判し、EELVを離党した。翌28日には、ジャン=ヴァンサン・プラセ上院EELV派議長が「EELVは死んだ組織」として離党。2人の幹部が離党したことでEELV分裂の様相が露呈している。2014年4月のデュフロ住宅相の辞任以来、現社会党政権への参加の是非について党内は分裂しており、離党した両氏は社会党政権への参加を支持。また、年末の地域圏議会選挙でEELVが4つの地域圏で左翼戦線党と共闘することに反対していた。両氏は9月2日、中道寄りの新党「民主エコロジスト連合(UDE)」を発足させ、社会党と提携することを明らかにした。