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競争当局は鶏肉精肉会社21社と2つの鶏肉業界組合に対し、価格について協議したとして計1520万ユーロの罰金の支払いを通告した。2007年末に違反抑止局の検査が入った結果、鶏肉精肉会社などが2000~07年に約百回の会合を持ち、卸売価格、スーパーなどでの特売価格、価格値上げについて協議していたことが発覚した。その報告書は11年に競争当局に提出され、13年末に各企業に通告書が送られた。罰金は最高で売上の30%まで科される規定だが、鶏肉業界の業績不振が考慮され、計1520万ユーロと大幅に下げられた。業界トップのLDC(商標Loué、Le Gauloisなど)は500万ユーロの罰金を科された。