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カズヌーヴ内相は、パリ郊外ヴィルジュイフの教会へのテロが未然に防がれ、未遂犯とされる男性が逮捕されたと記者会見で発表した。男性はパリ13区に住むアルジェリア人学生(24)で、19日に発砲による脚の負傷で救急車を呼んだ。救急車の連絡を受けて駆けつけた警察が男性の車を調べたところ、カラシニコフ銃などの大量の武器を発見したことから緊急逮捕。家宅捜索でイスラム過激派組織との関係やヴィルジュイフの教会へのテロ準備の証拠を発見。男性はシリア渡航を企てたことから2014年に情報局の調べを受けたが、テロ計画などの危険性はないとして監視から外された。また、男性は19日にヴィルジュイフで起きた女性射殺事件の犯人とみられる。